ミュージカル『天使にラブソングを~シスター・アクト~』主演の森 公美子と彩風咲奈がシスター姿で福を届ける! 水天宮節分祭&囲み取材レポート

レポート
舞台
2026.2.4
(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

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ミュージカル『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』が、2026年3月に明治座で開幕する。

本公演でWキャストで主演を務める森 公美子と彩風咲奈が、2026年2月3日(火)に水天宮で開催された「節分祭」の豆まきイベントに特別ゲストとして参加。アフロヘア&修道服という舞台扮装姿で登場して会場を沸かせた。

和と洋の奇跡のコラボレーションとなった豆まきイベントと、その直後に行われた囲み取材の模様をレポートする。

◾️「節分祭」豆まきイベントレポート

水天宮では朝から節分祭の準備が行われ、昼過ぎには豆拾いに参加する人々が境内を囲むように大行列を作っていた。節分祭は14時〜17時に行われ、特別ゲストによる豆まきは15時から約30分かけて実施された。

水天宮「節分祭」の豆まきイベントより (左から)平祐奈、森 公美子、彩風咲奈

水天宮「節分祭」の豆まきイベントより (左から)平祐奈、森 公美子、彩風咲奈

司会のくじらと平祐奈の呼び込みで森と彩風が登場すると、豆拾いに参加する数百人の人々は歓喜の声で彼女たちを出迎えた。シスター姿での豆まきはおそらく水天宮史上初の出来事だろう。森は「水天宮の帰り道に明治座へもいらしていただければと思います! 宗教を超えております!」と特大の笑顔。彩風も「こんなにたくさんの皆様と、素敵な先輩くみさん(森)とご一緒させていただけて嬉しいです!」と挨拶した。

森 公美子

森 公美子

『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』の日本での上演は今回で6度目。2014年の日本初演から主演のデロリス役で出演し続けている森は、Wキャストの彩風について「キャラクターが全然違うんです。スッとしたさきちゃん(彩風)を見ていると、本当に綺麗だなあと。凸凹コンビでございますが、どちらを見ても面白いという共通点がございます」とコメント。作品の見どころを聞かれると、両手でハートを作り「愛でございます!」と宣言し、「(デロリスはシスターたちに)最初は拒否されてしまうのですが、素敵な愛が生まれるんです。涙なくしては見られません。大笑いするところもたくさんございますので、エンターテインメントとしても最高でございます!」とアピールした。

彩風咲奈

彩風咲奈

森と共にWキャストでデロリス役を務める彩風は、2024年10月に宝塚歌劇団を退団し、本作が退団後初のミュージカル出演となる。宝塚時代は男役として活躍し、2021年から雪組トップスターを務めていた彩風にとっては、女性の役を演じることも初挑戦になるという。女性の演じ方で意識していることを聞かれると「全てが違うと思います。男役時代は風を切って歩いていたんですけれども、(女性の役では)肩を揺らして歩けない。足元もパンツばかりだったので、スカートも初めてなんです」と、現役時代を振り返りながら語った。

実は昨日が初対面だったという二人。森が「背が高くて本当にモデルさんのような体型で素晴らしい。声も可愛らしく凄みもあって、本当にさきちゃんはすごい」と褒め称えると、彩風は「くみさんのお人柄が本当に温かくて! それが(森の)デロリスの魅力に繋がっているんじゃないかなと思います」と、森に熱い視線を送った。

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

いざ豆まきが始まると「福は〜内〜! 鬼は〜外〜!」と言いながら少しでも遠くへ豆を飛ばそうとする二人。「行ったれ行ったれ〜!」と豪快に投げる森と、爽やかな笑顔で投げる彩風の姿が見られた。途中で豆拾いの参加者の入れ替えが行われ、特別ゲストによる豆まきは計2回行われた。

嵐のような豆まきを終えた二人は、息を切らしながらも「みなさんぜひ明治座へ!」(森)、「今日みなさんのお顔を覚えましたので、明治座でお待ちしていますね!」(彩風)とコメントし、特別ゲストによる豆まきイベントは大盛況のうちに終了した。

◾️囲み取材レポート

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

豆まきの熱気が冷めやらぬ中、境内の一室にて囲み取材が行われた。その一部始終をレポートする。

ーー先ほどの豆まきの感想をお聞かせください。

:本当に水天宮様は懐が深いなあと思いました。このような格好(修道服)で十字架も下げていますし、ある意味“異教徒”じゃないですか。そんな私たちに豆をまくチャンスをいただき、本当に感謝しております。これが今年の始まりですから、2026年の『シスター・アクト』は、新たにさきちゃんも加わったことでグーッと盛り上がるんじゃないかなと思っている次第でございます。 

彩風:本当に貴重な経験をさせていただいて、たくさんの皆様にお集まりいただいて、豆まきが全身運動だということを今年初めて知りました(笑)。

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

ーー節分にまつわる思い出をお聞かせください。

:毎年必ずやっておりまして、私の場合は「福は内、鬼も内」という言い方で、鬼もお客様のひとりだと思っているんです。ただね、今66歳なので66+1個の豆を食べるのがしんどくなってきました。なので今年は大豆を落花生に変えてみようと思いまして、茨城のお友達から落花生を取り寄せました。

彩風:宝塚在団中のとき、公演中はどうしても楽屋に篭りっきりになってしまうので、外で豆をまくことができなくて。さすがに楽屋で豆まきもできないので、みんなでティッシュに豆をくるんで、それを化粧前にポンっと置いていたのが思い出です。 

ーー森さんは『シスター・アクト』は2014年初演の帝国劇場に始まり、その後の東急シアターオーブ、そして今年の3月は明治座での公演となります。この3つの劇場で主演をされている女優さんはなかなか珍しいと思いますが、いかがですか?

:私は何しろ明治座さんには憧れがありまして。拝見する度に、一度でいいから明治座さんに並ぶあの“のぼり”になってみたいなあと思っていたんです。その矢先に今回の出演のお話をいただいたので、前回公演で(『シスター・アクト』は)引退しようと思っていたのですが、「やるやる! やる!」と言ってしまいました(笑)。夢がまたひとつ叶いました!

森 公美子

森 公美子

ーー彩風さんは宝塚歌劇団を退団されて初めての女優としての作品、そして初めてのミュージカル公演となります。意気込みを聞かせてください。

彩風:よく「どういうところが大変ですか」と聞かれるんですけれど、まだわからないこともわからない状況なんです。なので本当に体当たりで挑みたいなと思っております。まだプライベートでもスカートを履いたことがなくて、多分この作品で初めてスカート姿をお披露目することになると思います。

:えぇ!?

彩風:宝塚在団中も退団後も履いていないので、中学生のとき以来になりますね。

:これはちょっとスカートをプレゼントしたいですねえ。ぜひ履いていただきたいです。

彩風:わ〜嬉しい! ありがとうございます!

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

ーー2026年はどんな年にしたいか、抱負をお聞かせいただけますでしょうか。

:今日初めて豆まきイベントに参加できたんです。遠くまで届くようにとパーンと思いっきり投げたんですが、豆が軽いのでなかなか届かなくて。私、ソフトボール投げでは37mの記録を持っているんですよ。でもちょっと肩がきてましたねえ……肩を治して出直してきます(笑)。水天宮様でこうして素晴らしい縁起のいいことをさせていただいたので、今年の『シスター・アクト』もかなりの大評判になるのではないかと思いますし、令和8年は素晴らしい年になるのではないかと思っております!

彩風:私はソフトボール投げは15mしか飛ばないです(笑)。今日は豆まきで鍛えたので、これからしっかり飛ばしていきたいなと思います。今回『シスター・アクト』やくみさんとのご縁をいただけて、本当に幸せなんです。だから『シスター・アクト』を観に来てくださった皆様にも幸せになっていただけるよう、まずは自分も楽しみながら稽古に励んで頑張りたいなと。そんな燃えている気持ちでいっぱいでございます。

彩風咲奈

彩風咲奈

ーー今回お二人はWキャストということですが、ライバル心のようなものはあるのでしょうか?

:私は『シスター・アクト』に関しましては10年以上やっているので、本当は頼られる側だと思うんですけれど、いつもWキャストの方に頼っています。ライバル心なんてどうやったら出るんでしょうか。このタイプの差! ものが全然違うので、ライバル心はなかなか出ないんです。

彩風:お会いしたばかりなんですけれど、私はくみさんのことが大好きです。本当に素敵な方と同じ役をご一緒させていただけるのだなあと。くみさんは何度もデロリスを演じられていらっしゃって、学ばせていただくことがたくさんあります。今日ご一緒させていただいただけでも学ぶことだらけで、尊敬させていただく気持ちが増しています。

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

:そういえば今日、大ニュースがあってね。(彩風さんの)お母さんの歳を聞いたら私とひとつ違いでした。お母さんの方がひとつ先輩でいらっしゃったんです。だからご飯を担当することにしました。おにぎり握っていくね(笑)。

彩風:ありがとうございます!

囲み取材は終始笑いが絶えず、和やかな空気のまま終了した。ミュージカル『天使にラブソングを〜シスター・アクト〜』東京公演は明治座にて3月25日(水)〜4月21日(火)、5月には大阪・長野・宮城・愛知と全国ツアーが予定されている。

(左から)森 公美子、彩風咲奈

(左から)森 公美子、彩風咲奈

取材・文・撮影(囲み取材)=松村蘭(らんねえ)

公演情報

ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』
 
音楽:アラン・メンケン  歌詞:グレン・スレイター
脚本:シェリ・シュタインケルナー&ビル・シュタインケルナー  追加脚本:ダグラス・カーター・ビーン
原作:タッチストーン・ピクチャーズ映画「天使にラブ・ソングを…」(脚本:ジョセフ・ハワード)
演出:山田和也/鈴木ひがし 
 
キャスト:
森公美子/彩風咲奈、石井一孝/廣瀬友祐、松村雄基、梅田彩佳、岡田亮輔、施 鐘泰、山崎大輝、柳本奈都子、河合篤子、家塚敦子、保坂知寿、太川陽介、鳳 蘭ほか 

【東京公演】
日程・会場:2026年3月25日(水)~4月21日(火)明治座
公演に関するお問い合わせ
東宝テレザーブ0570-00-7777(ナビダイヤル)
 
<e+貸切公演>
日程:2026年4月5日(日)
会場:明治座
開演:13:00~
【手数料0円】一般発売
受付期間:2026/1/17(土)11:00~2026/4/5(日)13:00

<e+貸切公演>

日程:2026年4月11日(土)
会場:明治座
開演:13:00~
【手数料0円】一般発売
受付期間:2026/1/17(土)11:00~2026/4/11(土)13:00


貸切公演のは【こちら】から
 

■全国ツアー
【大阪公演】
日程・会場:2026年5月5日(火・祝)~5月7日(木)梅田芸術劇場 メインホール
<お問い合わせ>梅田芸術劇場 TEL:0570-077-039
 
【長野公演】
日程・会場:2026年5月15日(金)~5月16日(土)サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)大ホール
<お問い合わせ>NBS長野放送 事業部 TEL:026-227-3000
 
【宮城公演】
日程・会場:2026年5月23日(土)~5月24日(日)仙台銀行ホール イズミティ21 大ホール
<お問い合わせ>仙台放送 事業部 TEL:022⁻268⁻2174
 
【宮城公演】
日程・会場:2026年5月29日(金)~5月31日(日)愛知県芸術劇場 大ホール
<お問い合わせ>キョードー東海 TEL:052-972-7466
 
※公演詳細は、各地へお問い合わせください。
 

製作:東宝
 
公式サイト https://www.tohostage.com/sister_act/ 
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