『ばけばけ』小泉八雲の特別展で代表作『怪談』や八雲が描いた妖怪画など150件展示、大阪歴史博物館で4月
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特別展『小泉八雲―怪談とフォークロリストのまなざし―』が、2026年4月11日(土)から6月8日(月)まで大阪歴史博物館 6階 特別展示室にて開催される。
神戸時代の小泉八雲 大阪歴史博物館保管
『怪談』に代表される幻想的な作品で知られる作家・小泉八雲。彼は日本を「小さな妖精の国」「神々の国」と表現し、異邦人の視点から日本文化を見つめ続けた。その作品には、怪異譚や民間信仰、自然観に根ざしたものが多く見られるが、背景には八雲がフォークロリスト(民俗学者)としての眼差しを持っていたことがある。目に見えない存在への祈りや、自然を畏敬する日本人の精神性を感じ取り、言葉として紡いだ八雲。同展では、彼が自らの目と耳で触れた日本の民俗・文化の魅力と、その豊かさを作品を通して読み解いていく。
『ゴンボ・ゼーブ』明治18年(1885) 松江市立中央図書館蔵
『怪談』明治37年(1904) 松江市立中央図書館蔵
NHK連続テレビ小説『ばけばけ』でも話題となっている小泉八雲は、昔話や伝説、神話などの原典を語りなおし、物語を生み出す「再話文学」を多く残している。同展では、晩年の代表作である『怪談』をはじめとする再話文学の原典となった資料約150件を展示する。
『小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話』雪女(部分)昭和9年(1934) 島根県立古代出雲歴史博物館蔵(展示期間:4月11日~5月11日)
『小泉八雲秘稿画本 妖魔詩話』船幽霊(部分)昭和9年(1934) 島根県立古代出雲歴史博物館蔵(展示期間:5月13日~6月8日)
さらに、八雲自身が描いた妖怪画も公開。どこか洋風の趣を帯びた「雪女」や、死神を思わせる「船幽霊」など、独特の筆致による作品を楽しむことができる。このほか、八雲の三男で画家の小泉清(1899~1962)による「ヘルン像(右横顔)」なども出品される。
ヘルン像(右横顔)小泉清筆 昭和25年(1950) 小泉八雲記念館蔵
イベント情報
会 期:2026年4月11日(土)~6月8日(月)
休館日:火曜日 ※ただし、5月5日(火・祝)は開館
会 場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室(〒540-0008 大阪市中央区大手前4-1-32)
お問合せ:大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285
開館時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料:大人1,600(1,400)円、高大生1,000(800)円(消費税込)
前売券販売期間:4月10日(金)午後11時59分までイープラスで販売中
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
主 催:大阪歴史博物館、NHKエンタープライズ近畿、産経新聞社
共 催:NHK大阪放送局
後 援:公益財団法人 大阪観光局