手塚治虫『ワンサくん』、小林顕作×喜安浩平でミュージカル化
2016.1.21
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©Tezuka Productions
手塚治虫原作のキッズミュージカル『ワンサくん』が、8月に東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。
『ワンサくん』は、三和銀行のマスコットとしてデザインされた犬のワンサを主人公にした未完の短編漫画。10円で売られて母親と離ればなれになったワンサが野良犬になり、多く仲間と出会うことから展開される物語を描き、アニメ化もされている。
舞台版は、世田谷パブリックシアターによる『せたがやこどもプロジェクト』の一環で上演。演出は宇宙レコードの主宰を務め、コンドルズのメンバーでもある小林顕作が担当する。脚本を手掛けるのは、自身が旗揚げした劇団「ブルドッキングヘッドロック」で活動するほか、『桐島、部活やめるってよ』などの映画脚本でも知られる喜安浩平。
なお同公演ではキャストのオーディションを実施。主人公のワンサ役をはじめ、仲間の犬を演じる子役を募集している。募集要項などの詳細は1月22日にオフィシャルサイトで発表される。
小林顕作のコメント
みなさんは「ワンサくん」をご存じですか?手塚治虫先生が描かれた短編のマンガで、アニメでも放映していたのです。それを当時僕は観ていて、ワンサくんがとてもかわいそうで号泣してしまい、深く心に刻まれた作品なのです。そんな心に強く残っている作品を、まさか自分が舞台化する運びになるなんて!みなさん、これは運命の出会い、いや、再会です!僕はこのワンサくんを、いっぱい笑って、いっぱい騒いで、そして、ホロリと泣いてしまう、最高の夏休みになるミュージカルにします!絶対。
だって、ワンサくんとの運命の再会ですから!
イベント情報
せたがやこどもプロジェクト 2016 キッズ・ミュージカル
『ワンサくん』
2016年8月
会場:東京都 三軒茶屋 シアタートラム
演出:小林顕作
脚本:喜安浩平
原作:手塚治虫『ワンサくん』