戸塚祥太・加藤和樹・辰巳雄大・JUON・上口耕平が魅せる5人のビートルズ 『BACKBEAT』プレビュー公演が開幕が開幕

2026.4.13
レポート
舞台

『BACKBEAT』舞台写真        撮影:岡千里

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2026年4月12日(日)水戸市民会館 グロービスホールにて、『BACKBEAT』のプレビュー公演が開幕し、舞台写真と公演レポートが公開された。

本作は、世界的ロックバンド・ビートルズの創成期を描いた1994年公開の伝記映画『BACKBEAT(バックビート)』を、イアン・ソフトリー監督自ら舞台化した作品。結成当初は5人編成だったビートルズに、メジャーデビューを待たず袂を分かつことになるバンドメンバーが存在した…という史実が基になっており、日本では2019年に初演、2023年に再演。翻訳・演出は石丸さち子、音楽監督は森大輔が手掛け、ビートルズ結成時のメンバーたちの葛藤や心の揺れを描く青春物語を再び創り上げる。出演者は、戸塚祥太(A.B.C-Z) 加藤和樹、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、JUON(THE& ex FUZZY CONTROL)、上口耕平、愛加あゆ、林翔太、鍛治直人、東山光明、田川景一、安楽信顕、尾藤イサオ。

今回の公演では、森による書き下ろし楽曲に加えて、さらにブラッシュアップされた舞台セット、演出での上演となり、再再演にして深化し続けている本公演に期待しよう。本公演は、愛知、大阪、東京、兵庫にて巡演される。

オフィシャルレポート

2019年、粗削りなバンドサウンドが持つパワーと、若きアーティストたちがビートルズを体感する喜びが満ち溢れた初演。2023年再演、“彼らのビートルズ”はひとつのバンドとして確立そして覚醒。約20曲の生演奏には、間違いなくビートルズの物語が宿り、役者が役を纏って演奏することの崇高さを知る。

撮影:岡千里

撮影:岡千里

そして2026年。奇しくもビートルズ来日60周年のこの年にFINALと銘打った『BACKBEAT』が開幕。彼らのサウンドと生きざまともいよいよお別れなのかと寂しさが過るも、プレビューを拝見し、観客でありながら達成感のような感覚を得た。戸塚祥太、加藤和樹、辰巳雄大、JUON、上口耕平——この5人のビートルズが、ある種の完成形を観せてくれからだ。『BACKBEAT』にあるのはアート、時代を司る音楽、青春の息吹、友情、情熱、恋、憤り、苦悩、嫉妬、光と闇を持つ未来……どの要素も濃厚なビートルズのリアルストーリーを構築する。FINALはその要素のバランスが抜群! 何かが特出して爆発しておらず、避けられなかった悲しみが喜びを消し去ることもない。どれも、この時代にビートルズに起こったことなのだと、スーッと胸に収まっていくような説得力がある。

撮影:岡千里

撮影:岡千里

戸塚スチュアートはスチュの持つ激しさよりも静寂さの精度が際立ってきた。2幕の途中からはもうあちらの世界に近いような神がかった気配があり苦しむ目さえ美しい。加藤ジョンは苦悩の人間味が深く、我々が知らないジョン・レノンまで見せてくれるような多彩さ。辰巳ジョージはチャーミング過ぎて、この人のおかげでジョージ・ハリスンの人生をもっと知りたくなるほどだ。JUONポールは初演時は演技面では初心者だったが、優秀な俳優陣の中いて、もはや全く遜色ない。JUONの俳優としての魅力に気づけたのは得でしかない。上口ピートが演じたやるせなさ、悔しさは誰もが共感し得るものであり、そこで倒れない強さが刺さる。

撮影:岡千里

忘れてはならないのが、アストリッド役を演じた愛加あゆの存在だ。愛加の迫真の演技が、物語に深い陰影と人間的な温度を与えている。今回初参加の林翔太は2役を担い、リンゴ・スターとしてドラム演奏もお見事。スキルメンと呼び声の高い林翔太を見せつけた。

撮影:岡千里

撮影:岡千里

そして、ビートルズ来日時に前座を務めた尾藤イサオが歌うエルヴィスのナンバーは必聴。技術も味もスペシャルだ。ほか、『BACKBEAT』の世界観を隅々まで描くすべてのキャストがFINALに集結した奇跡。これから始まるツアーを見逃すことなく音楽と共に胸に刻んでいただきたい。

取材・文:堀江純子

公演情報

『BACKBEAT(バックビート)』
 
作 イアン・ソフトリー  スティーヴン・ジェフリーズ
翻訳・演出 石丸さち子
音楽監督 森 大輔
 
出演 
戸塚祥太(A.B.C-Z) 加藤和樹
辰巳雄大(ふぉ~ゆ~) JUON(THE& ex FUZZY CONTROL) 上口耕平
愛加あゆ・林翔太
鍛治直人 東山光明 田川景一 安楽信顕
尾藤イサオ
 
版権コーディネート シアターライツ
協力 ザ・ビートルズ・クラブ
 
企画  シーエイティプロデュース
製作  シーエイティプロデュース、テレビ朝日
 
公式X @BackbeatStage
ハッシュタグ #バックビートファイナル
 
【プレビュー公演】
日程 2026年4月12日(日)13:00公演
会場 水戸市民会館 グロービスホール
発売日 2026年2月14日(土)
料金 S席 10,000円/A席 9,000円/B席7,500円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 シーエイティプロデュース テレビ朝日
共催 水戸市民会館
制作協力 トップシーン
お問合せ スペース 03-3234-9999(10:00~15:00 ※休業日を除く)
※車いすでご来場予定のお客様は、水戸市民会館029-350-6060(平日9:00-20:00/土日祝日9:00-17:00)までお問い合わせをお願いいたします。
 
【愛知公演】
日程 2026年4月17日(金)~19日(日)
会場 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
発売日 2026年3月15日(日)
料金 12,500円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)
 
【大阪公演】
日程 2026年4月25日(土)12:00公演・17:30公演/26日(日)12:00公演
会場 SkyシアターMBS
発売日 2026年3月15日(日)
料金 12,500円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)
※車いすでご来場予定のお客様は、キョードーインフォメーションまでお問い合わせをお願いいたします。
 
【東京公演】
日程 2026年5月3日(日祝)~17日(日)
会場 EX THEATER ROPPONGI
発売日 2026年2月14日(土)
料金 S席 12,500円/A席 10,000円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 シーエイティプロデュース テレビ朝日
お問合せ スペース 03-3234-9999(10:00~15:00 ※休業日を除く) 
※車いすでご来場予定のお客様は、スペースまでお問い合わせをお願いいたします。
 
【兵庫公演】
日程 2026年5月21日(木)~24日(日)
会場 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
発売日 2026年4月12日(日)
料金 12,500円(全席指定・税込/未就学児入場不可)
主催 兵庫県 兵庫県立芸術文化センター サンライズプロモーション大阪
お問合せ キョードーインフォメーション 0570-200-888(12:00~17:00 ※土日祝休業)
※車いすでご来場予定のお客様は、芸術文化センターオフィス
0798-68-0255(10:00~17:00/月曜休み※祝日の場合翌日)までお問い合わせをお願いいたします。
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