Ovall、5thアルバム『Glimmer』は二段階でのリリースに 『Glimmer 〜Ray of Light〜』をデジタル先行リリース
Ovall
Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴ、メンバー全員がプロデューサーとしても第一線で活躍するOvallが、2026年第1弾作品として『Glimmer 〜Ray of Light〜』をリリースした。
当初、本作は1作のフルアルバムとして完結する予定だったが、制作過程でそれぞれから持ち寄られたデモは、個々のソロ活動で目にした景色を反映し、豊かなバリエーションを成した。幾度も音を聴き込んでいく中で、デモ曲群は眩い「明るさ」を持つものと、どこか「内省的な輪郭」を持つものとに鮮やかに分かれていったという。
互いを際立たせ、両方があることで初めてのその輪郭が浮かび上がる――その共存する二面性をありのままに活かし切るために、既に一部ネット上には『Glimmer』のリリース情報が出始めていたが急遽2面ジャケットとしてリリースを仕切り直すことを選択。その結果、Ovall 5thアルバム『Glimmer』は二段階でのアルバムリリースとなった。
レコードで言うA面とも言うべき先行作『Glimmer 〜Ray of Light〜』を2026年4月29日にデジタル先行リリース、その後内省的な輪郭をもつ後半の5曲を含む、全てを内包した完全版『Glimmer』を2026年5月27日にデジタル&CDでリリースする。
『Glimmer 〜Ray of Light〜』で描くのは、どこからか差し込んでくる真っ直ぐな光に、自らの存在が全肯定されるような開放的な音楽体験。アートワークに起用された「自然の写真」が象徴するように、ここにあるのは有機的で、生命力に満ちた音像の数々となっている。
その幕開けを飾るのは、都会の夜を軽やかに、かつ凛とした明るさで彩る「Navy」。ワウを効かせた変幻自在のギターとエッジの効いた鍵盤がスリリングに交差する。続く「Telephone feat.Nenashi」では、Nenashiの晴れやかな歌声が頬を撫でる風のように駆け抜け、タイの注目バンドKIKIとの化学反応が生んだ「Bloom」が、春の訪れを告げるようなフレッシュなポップネスを添える。さらに、オーディオブランド“FOSTEX”とのタイアップでも話題を呼んだ「Brainstorm」のキレのあるグルーヴ、そしてライブサポートも務める別所和洋をレコーディングに迎え、重厚なサウンドとご機嫌なジャズの躍動感が同居する「Dirty Paws」の計5曲を収録。
今回放たれる「光」を纏った5曲に対し、その深淵を埋めるかのように用意されたのは、さらなる内省を深めていく4曲の楽曲群。5月27日にリリースされるCD(完全版)は、表面にコンプリート版のアートワークを、裏面に今回のアートワークを配した「両A面仕様」。どちらから聴き始めても、“共存する二面性”を体感できる設計となっているとのこと。
Commented by 関口シンゴ
この曲の最初のデモを作ったのは実は8年も前。コロナ以前。
スティーヴ・レイシーがiPhoneだけでトラックを作っているというインタビューを読んで面白そうだなと思い、自分でiPhoneのガレージバンドでビートを打ち込んで作っていったのが始まり。そこからずっと眠らせていて、何かの時に使おうと機会をうかがってました。
デモのタイトルは”iPhone Beat” そこから”Telephone”に変えて、今のOvallでやるならこんな感じかなと再アレンジ。
その8年前にこの曲をインスタグラムにアップしたことがあって、その時にOvallのサポートキーボーディストのナッツさんとコラボでセッションした流れがあったので、今回改めて鍵盤をお願いしたところ最高に素敵な演奏を入れてくれました。
少し歌が入るといいなと思って自分でハミングを入れ、歌詞をNenashiにお願いしたら彼の入れてくれた仮歌がこれまた最高だったので急遽フィーチャリングさせてもらうことに。”Telephone”というタイトルから逆に着想を得て歌詞を書く、というのも文学的で彼らしいカラーが出てると思います。
結果的に昔からの仲間たちと一緒に8年前のデモをブラッシュアップして、懐かしくも新しいサウンドの曲に仕上がりました。
リリース情報
1. Navy(新曲)
2. Telephone feat. Nenashi
3. Bloom feat. KIKI(既発曲)
4. Brainstorm(既発曲)
5. Dirty Paws(新曲)
形態:CD、ストリーミング&ダウンロード
URL:https://ovall.lnk.to/Glimmer_ray_of_light