小峰航一と西岡沙樹による公演『パリ祭に寄せて』大阪で開催、小峰航一より手記が到着

2026.7.7
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小峰航一

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2026年7月14日(火)、大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールにて、ヴィオラ・小峰航一、ピアノ・西岡沙樹によるクラシックコンサート『パリ祭に寄せて』が開催される。

『パリ祭に寄せて』

出演者の二人は名門パリ国立高等音楽院ゆかりの名手で、小峰航一は東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、西岡沙樹は日本人ピアニストとして史上初の『フォーレ:ピアノソロ作品全集』をリリースした。

S.Nishioka ©︎ Junichiro Matsuo

同公演開催を前に、小峰航一より手記が届いたため紹介する。

パリ祭に向けて 檄文

7月14日のフランス革命の日を祝し、パリ祭として祝うのは日本でも恒例行事になってます。特に音楽界ではシャンソンの方々が積極的にパリ祭をやっているイメージですが、本公演はクラシックの、そして特に渋いヴィオラの音を中心に据えて、フランス音楽の名曲の数々をお聴きいただく演奏会です。

ヴィオラはフランス語で「アルト」と言い、歌に最も通じるものがある楽器であると自負しています。ドビュッシーやラヴェル、フォーレの小品、必ず何処かで聴き覚えのある旋律をヴィオラで聴けば、その事が明白になります。特に個人的にフォーレは室内楽の中でのヴィオラの扱いが格別で、フォーレがこの楽器の歌う特性が十二分に分かっていた作曲家だということが非常に良くわかります。

フランス音楽の華とも言える名曲集を、ヴィオラのオリジナル曲で囲みブーケのようにしたのは一つのアイディアです。先ず始めに弾くミヨーの「四つの顔」は、軽妙洒脱を地でいく楽しい曲集。そして前半最後に弾くエネスコ(ルーマニ
ア語ではエネスクですが、フランスで勉強して帰化した彼のフランス語名はエネスコです)の「演奏会用小品」は、ヴィオラのレパートリーでは欠かせないフレンチプログラムです。

去年のピアノカルテット連続演奏会で、初めて共演した西岡沙樹さんに出会ったのは大きな感動でした。やはり時期は違えど、同じパリ音楽院で勉強したことで、同じ音色感や音楽感を感じるところがあり、リハーサルでその事がすぐに聴こえてきました。そして何より彼女が中心に据えているレパートリーが、敬愛するフォーレであるところは、何よりも嬉しいことです。フォーレのピアノカルテット全曲を軸に、全3回のピアノカルテットの演奏会を経て、今回のヴィオラとピアノの演奏会に至ったわけですが、西岡さんにはフォーレの無言歌のソロも弾いてもらい、フランクのソナタも共演します。

フランクと言えば、西岡さんの師である阿部裕之先生との共演のピアノ五重奏が強烈な想い出としてあります。何度も弾いている曲ですが、フランクの色使いをあんなに見事に表現されたピアノは初めてでした。フランクのもう一つの名曲、ヴァイオリン・ソナタは、あらゆる楽器に編曲されていて、ヴィオラ版は珍しいですが、我々ヴィオラ奏者は好んで取り上げるレパートリーであります。この曲のピアノパートは華々しく彩豊かなフランス音楽の真髄と言った感があります。西岡さんとの共演は楽しみでなりません!


は、イープラスにて一般発売中。

公演情報

名門 パリ国立高等音楽院ゆかりの名手たちが奏でるパリのエスプリ!
『パリ祭に寄せて』
日程:2026年7月14日(火)19:00開演(18:30開場)
会場:
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール 
入場料(税込):
全席指定:¥5,000/ザ・フェニックスホール友の会会員:¥4,500(前売のみ)
出演:
ヴィオラ:小峰 航一
ピアノ:西岡 沙樹

ミヨー:4人の顔
フォーレ:シシリエンヌ(ハーワット編曲)、パヴァーヌ(ビュッセル編曲)、無言歌op.17-3(ピアノ・ソロ) 
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(コハンスキ版引用による小峰航一編曲)
ドビュッシー:美しき夕暮れ(ハイフェッツ版引用による小峰航一編曲) 
エネスク:演奏会用小品  
フランク:ソナタ(ヴィオラ版)
都合により、プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

主催:コジマ・コンサートマネジメント
協賛:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
後援:公益財団法人 日本室内楽振興財団・毎日新聞社
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