尾上松緑と中村梅雀が共演 講談シリーズ第四弾、新作歌舞伎『忠僕元助』の上演が決定
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『忠僕元助』
2026年12月歌舞伎座公演『十二月大歌舞伎』第二部にて、尾上松緑主演の新作歌舞伎『忠僕元助(ちゅうぼくもとすけ)』が上演され、俳優・中村梅雀が出演することが決定した。
尾上松緑が手掛ける講談シリーズは、2022年10月歌舞伎座『荒川十太夫』(2024年1月歌舞伎座 再演)を皮切りに、赤穂義士が討入りを果たした後日譚『俵星玄蕃』(2023年12月歌舞伎座)、人間国宝・神田松鯉の講談をもとに松鯉との共演も話題を呼んだ『無筆の出世』(2025年4月歌舞伎座)と、上演の度に観客を感動の渦に巻き込んできた。
新作ながらも擬古典の装いで好評を博してきた本シリーズの四作目となる今回は、赤穂義士たちの討入り前日を描いた『忠僕元助』を上演し、尾上松緑と中村梅雀の豪華共演が実現する。
尾上松緑
中村梅雀
江戸時代、元禄年間に起きた「赤穂事件」。この史実をもとに、歌舞伎では三大名作のひとつ『仮名手本忠臣蔵』をはじめとして数々の「忠臣蔵物」が創作され、現在でも上演が繰り返されている。また、講談では赤穂義士たちの活躍を描いた「赤穂義士伝」と共に「赤穂義士外伝」「赤穂義士銘々伝」など義士たちから派生した演題も数多くあり、冬になると頻繁に高座でかかる人気ぶりで、赤穂義士たちに纏わる物語は現代でも生き続けている。
『忠僕元助』は、赤穂義士による討入り前日の1702年12月13日を描いた物語。いよいよ翌日に吉良邸への討入りを控える赤穂義士の一人片岡源五右衛門は、長らく仕えてきた元助に暇を出そうとするが、忠義に厚い元助は決して聞き入れず…。
源五右衛門と元助が互いを思いやる心の交流が胸を打つ人気作で、神田松鯉はもとより、松鯉を師匠にもつ神田伯山も度々手掛けている。本公演での上演にあたり、演出には劇「InnocentSphere」主宰の西森英行、脚本には歌舞伎狂言作者の竹柴潤一と、これまでの講談シリーズに携わるスタッフが再集結。尾上松緑と中村梅雀による、新たな名作の誕生に期待しよう。
公演情報
■日程:2026年12月2日(水)~25日(金)[休演]9日(水)、17日(木)
■会場:歌舞伎座
竹柴潤一 脚本
西森英行 演出
赤穂義士外伝の内
忠僕元助(ちゅうぼくもとすけ)
尾上松緑
中村梅雀
与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
見染め
源氏店
与三郎:市川團十郎
お富:坂東玉三郎