歌舞伎座『錦秋十月大歌舞伎』の特別ビジュアルが公開 歌舞伎の多彩な魅力を堪能できる珠玉の名作の数々
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2026年10月2日(金)に初日を迎える、歌舞伎座『錦秋十月大歌舞伎』。芸術の秋にふさわしい充実の顔合わせで、歌舞伎の多彩な魅力を堪能できる珠玉の名作の数々を三部制にて上演する。
この度、公演開幕に先立ち、第一部『鯉つかみ』・『義経千本桜 川連法眼館』、第二部『近江源氏先陣館 盛綱陣屋』、第三部『義経千本桜 渡海屋・大物浦』の特別ビジュアルが公開された。
【第一部】『鯉つかみ』片岡愛之助
『鯉つかみ』片岡愛之助
ケレン味溢れる演出が大きな魅力の『鯉つかみ』。2012年に永楽館で勤めて以降、各地で好評を博してきた片岡愛之助が、ついに歌舞伎座で滝窓志賀之助実は鯉の精を勤める。ビジュアルは、本性をあらわした鯉の精と激しい戦いを
繰り広げる、本水の立廻りの迫力をダイレクトに伝える刺激的な一枚。水しぶき跳ねる爽快な舞台の醍醐味が凝縮されたビジュアルとなっている。
【第一部】『義経千本桜 川連法眼館』八代目尾上菊五郎
『義経千本桜 川連法眼館』八代目尾上菊五郎
歌舞伎の三大名作のひとつ『義経千本桜』より、親を想う子狐の健気な情愛を描く「川連法眼館(通称:四の切)」。佐藤忠信実は源九郎狐を八代目尾上菊五郎が勤める。特別ビジュアルには、親狐の皮で造られた「初音の鼓」に愛らしさと切なさを秘めた表情で頬を寄せる姿を捉えた。音羽屋型ならではの繊細な心理描写と人間味溢れる情感、深く温かな親子愛が織りなす幻想的な世界観が美しく浮かび上がる。
【第二部】『近江源氏先陣館 盛綱陣屋』片岡仁左衛門/八代目尾上菊五郎(ダブルキャスト)
『盛綱陣屋』佐々木盛綱=片岡仁左衛門(Aプロ)
『盛綱陣屋』佐々木盛綱=八代目尾上菊五郎(Bプロ)
戦場で心ならずも敵同士となった兄弟の葛藤と戦乱の非情さを描く時代物の大作『盛綱陣屋』。本公演では佐々木盛綱をダブルキャストで上演する。「Aプロ:片岡仁左衛門」の特別ビジュアルは武将としての気品と覚悟が際立つ、颯爽とした盛綱の姿を鮮烈に切り取った一枚。「Bプロ:八代目尾上菊五郎」の特別ビジュアルは首実検を前に兄弟・親子の情愛と義理の狭間で苦悩する盛綱の真迫の表情を捉えた一枚。それぞれ異なる魅力を放ち、作品の核となるドラマ性を物語っている。
【第三部】『義経千本桜 渡海屋・大物浦』尾上松緑
『義経千本桜 渡海屋・大物浦』尾上松緑
歌舞伎の三大名作のひとつ『義経千本桜』より、追われる身となった義経と平家の武将・知盛の運命が交錯する名場面「渡海屋・大物浦」。渡海屋銀平実は新中納言知盛を尾上松緑が14年ぶりに勤める。特別ビジュアルには、勇ましい白装束をまとう知盛の奥に、やがて辿る壮絶な運命が浮かび上がる。一人の武将の誇り高き生き様が、歌舞伎ならではの壮大なスケールで描かれる悲しくも美しい物語に期待しよう。
歌舞伎の醍醐味を味わう10月歌舞伎座公演。豪華俳優陣が紡ぎ出すドラマチックな世界観と、作品の核となる名場面を凝縮した特別ビジュアルにも注目。