黒潮TOKYOジャパンと阿部史典がレジェンド選手権で激突! 両者の熱い思いが交差する『SSPW Vol.41』は10/21開催
10月21日(水)に後楽園ホール(東京都)で開催される『SSPW Vol.41後楽園ホール大会』対戦カード第一弾が発表
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.41 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year』が10月21日(水)、後楽園ホール(東京都)で開催される。
『SSPW Vol.41』第一弾カードとして黒潮TOKYOジャパンvs阿部史典戦が発表された
■『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.41 』決定対戦カード
▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
[第21代王者]黒潮TOKYOジャパン(プロレスリングアップタウン)
vs
[挑戦者]阿部史典(格闘探偵団)
黒潮TOKYOジャパン vs 阿部史典
会見の場において黒潮は「俺と阿部っていうのは、多分プロレスラーが見たい試合ナンバーワンなんじゃないかな」と口火を切り、「この試合、世紀の一戦ですよ」と宣言。もっとも、過去の対戦成績は1勝2敗で、唯一の白星も急所蹴りからの丸め込みで挙げたもの。「逆指名したものの、ちょっとやりたくない」と苦笑しながらも、「ベルトより阿部に勝ちたい」と、いつになく勝利へのこだわりをのぞかせた。
会見に臨む黒潮TOKYOジャパン(右)とSSPW平井丈雅代表
「阿部を逆指名したい」8月のインタビューから始まった一戦
話は、8月にSPICEが公開した黒潮のインタビューにさかのぼる。間下隼人との3度目の防衛戦を控えた黒潮は、次期挑戦者を自分で選べるなら阿部を指名したいと語っていた。「俺と阿部が会場人気でワンツーだと思う。その二人が後楽園のメインでシングルをやってもいいんじゃないか」。今回のカードは、その時点ですでに黒潮の頭にあった。
だが、黒潮が阿部に求めていたのは人気者同士の顔合わせだけではない。フリーとして仕事を取り、ギャラを決め、グッズを作って売る阿部を「インディーの象徴」と表現。「その大変さが分かるし、阿部みたいなやつと後楽園のメインという舞台で試合をしてみたい」と話していた。
「この試合、世紀の一戦ですよ」と語る黒潮
黒潮自身もプロレスリングアップタウンを主宰し、若手の育成や興行を手掛けている。前回のインタビューでは「俺がSSPWで何をしたいかは明確で、グッズを売りたい。だからチャンピオンでありたい」と、黒潮らしい王者論も披露していた。
その黒潮が今回の会見では「ベルトより阿部に勝ちたい」と言う。8月の言葉と並べると、今回の一戦が単なるV4戦ではないことが見えてくる。
黒潮は「ベルトより阿部に勝ちたい」と闘志を見せる
もっとも、阿部を指名するにはまず間下を倒さなければならなかった。昨年9月に船木誠勝から思いがけない形で王座を奪取し、関本大介、関根“シュレック”秀樹を退けてきた黒潮。8月のSPICEインタビューでは、間下について「俺にとって未知」「今まで見せてない“本当の間下”で来ると思ってます」と警戒していた。
8月27日の防衛戦で、間下はその予想に応えるように攻め込んできた。黒潮は会見で「正直、一番難しかった」と振り返り、想像以上に攻められたからこそ自分も闘いやすくなったと明かした。試合後に間下が膝の状態を気遣ってくれたことにも触れ、「いつ挑戦してきてもいいです」と再戦にも前向きだった。
右膝を痛めながらも間下を下し、3度目の防衛に成功。そして試合後に阿部を指名した。前回インタビューで語った構想が、今回正式にレジェンド選手権試合となった。
1勝2敗の相手に「いい試合をしようとは思っていない」
そもそも黒潮は、最初からレジェンド王者になるつもりだったわけではない。船木戦についても「本当に戦いたくなかった」と改めて告白。師匠の負傷によってベルトを手にし、新王者と呼ばれた時の鳥肌を、1年が経った今も覚えているという。継続参戦する予定もなかったのに、王者になった途端、関本、シュレック、間下と、普通ならオファーを断りたくなるような相手が次々現れた。
ならば自分で次の相手を選ぼう。その結果が阿部だった。しかし、阿部もまた楽な相手ではない。黒潮は過去の1勝2敗という戦績を明かし、「今回もまあまあバケモノ」と評した。
それでも阿部を選んだのは、SSPWの試合を見続ける中で、誰よりも大きな歓声を浴びていると感じたからだ。「ストロングスタイルで一番人気のある男で、俺も人気がある。だから、どっちの方が人気なのか決めようよ」。8月に語った“人気ワンツー”という構想は、今回の会見で明確な勝負のテーマになった。
両者のプライドのぶつかり合うレジェンド選手権試合に要注目
阿部が語る、2人にしか作れない客席のうねり
挑戦者の阿部は、SSPWに参戦し始めて6~7年。「いつかこのレジェンド王座に挑戦したいなと、ふんわり思っていましたが、そのタイミングが来たのかなと思って、今とても興奮しております」と率直な心境を口にした。
黒潮については「いろんなスタイル、いろんなプロレスを表現できる最高のチャンピオン」と評価。「尊敬を持ってしっかりとチャンピオンに挑みたい」とした上で、「怪獣たちがひしめくこのストロングスタイルプロレスのトップに立ちたい」と王座獲得を宣言した。
黒潮へのリスペクトもにじませた阿部
阿部は、SSPW参戦当初を「客層も怖くて、雰囲気も結構怖くて、お客さんの目も厳しくて」と振り返る。それでも闘いを重ねるうちに支持を得て、「声援を感じるといつも以上の力が出る」という。そして、黒潮の試合で生まれる観客の反応やリズムを「音楽というか」と表現。「僕とイケメン(黒潮)さんでしかできないような、うねりの作り方って絶対あると思う」と語り、その“うねり”を後楽園ホールのメインで存分に見せたいとした。
「不安もあって興奮もある。ほんと楽しみ」と語る阿部
この発言で思い出されるのが、黒潮が明かしていた試合の作り方だ。客席によって反応が違えば、西側と南側で見せるものを変える。対戦相手だけでなく客席を見ながら闘っているという黒潮に対し、阿部もまた観客の声を力に変えてきた。2人の「会場を動かす」プロレスが今回どのように交わるか。
阿部は戴冠後に闘いたい相手として村上和成の名を挙げた。過去に血だらけにされ、意識を失ったこともあるという忘れられない相手だ。ただし「僕は今のことを考えるんで」と、まずは黒潮戦に集中。「不安もあって興奮もある。ほんと楽しみ」とその日を待つ。
佐山サトル総監(中央)と共に会見に臨んだ黒潮と阿部
スーパー・タイガーは新たな挑戦者を募集
会見では、SSPW認定タッグ王者のスーパー・タイガーも竹田誠志との王者組への挑戦者を募集した。8月27日に澤田敦士&関本大介組を退けた王者は、他団体やアンダーグラウンドで活動する選手にも門戸を開く考えだ。
「レジェンドだけではなく、こういった血を入れて、それをまた打ち破る。それが我々の姿勢」。スーパー・タイガーは、新たな選手を迎えることで団体に変化を起こす構えを示した。
スーパー・タイガーはSSPWのさらなる進化を促す
黒潮も間下戦で痛めた右膝について、検査の結果は軽傷だったと説明。その流れでアップタウンの女子選手の参戦を売り込み、平井丈雅代表から前向きな返答を得た。インタビューで語ったアップタウンの選手をSSPWのリングに送り込みたいという構想も、少しずつ形になりつつある。
さらに会見では、10月21日の後楽園ホール大会への出場予定選手も発表された。男子ではレジェンド王座を争う黒潮、阿部をはじめ、SSPWタッグ王者のスーパー・タイガー&竹田誠志、船木誠勝、村上和成、髙橋“人喰い”義生、間下隼人、関根“シュレック”秀樹らが名を連ねる。女子ではSSPW女子タッグ王者のジャガー横田&藪下めぐみを筆頭に、Sareee、彩羽匠、MIRAI、天麗皇希らの参戦が予定されている。
豪華メンバーが勢揃いする予定
■出場予定選手(順不同)
[男子選手]
黒潮TOKYOジャパン(第21代レジェンド王者/プロレスリングアップタウン)
阿部史典(格闘探偵団)
スーパー・タイガー(SSPWタッグ王者/ストロングスタイルプロレス)
竹田誠志(SSPWタッグ王者/フリー)
船木誠勝(フリー)
村上和成(フリー)
髙橋“人喰い”義生(藤原組)
日高郁人(ショーンキャプチャー)
間下隼人(ストロングスタイルプロレス)
関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
ほか
[女子選手]
ジャガー横田(SSPW女子タッグ王者/CRYSIS/ワールド女子プロレス・ディアナ)
藪下めぐみ(SSPW女子タッグ王者/CRYSIS/フリー)
Sareee(フリー)
彩羽 匠(マーベラス)
MIRAI(みちのくプロレス)
天麗皇希(マリーゴールド)
ほか
※出場選手は変更となる場合がある。
その他の参加選手は近日発表される予定。
黒潮がインタビューで思い描いていた阿部とのタイトルマッチが、ついに後楽園ホールのリングで実現する。王座を懸けたV4戦であると同時に、「ベルトより阿部に勝ちたい」とまで言い切った王者と、SSPW参戦6~7年を経てレジェンド王座への挑戦権を手にした阿部による一騎打ちだ。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.41 THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year』は10月21日(水)18:30より後楽園ホールで開催。はイープラスで好評発売中。
イベント情報
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.41
THE FIRST TIGER MASK 45th Anniversary Year』
日時:10月21日(水)18:30開始
場所:後楽園ホール(東京都)