映画『X-ミッション』極限アクションを最前列気分で味わえる“イン・カメラ”映像とは 製作陣が撮影の裏側を語る

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2016.2.12
『X-ミッション』 (c) 2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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2月20日公開の映画『X-ミッション』は、 本物のトップアスリートが世界4大陸11ヶ国の秘境・絶景を舞台にCGなしで壮大なスケールのアクションに挑む超大作だ。同作では、主人公の若きFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)が謎のスポーツ・アスリート犯罪集団に潜入し、ある目的を果たすため8つの"極秘ミッション"を遂行するさまが描かれる。劇中にはモトクロス、スカイダイビング、ウイングスーツ・フライング、スノーボード、フリー・ロッククライミング、ビッグウェーブ・サーフィンなど、様々なエクストリームスポーツが登場。世界トップクラスの超一流アスリートたちが命懸けで驚異的なパフォーマンスを展開する。今回到着したのは、そんな危険なスタントの‟撮影”の裏側を明かす『X-ミッション』プロデューサーたちのコメントだ。

■危険なスタントを最前列で体験できる"イン・カメラ”映像とは

『X-ミッション』 (c) 2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

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同作の撮影の多くはヘリコプターや走行コースに設置されたカメラによるものだが、最も迫力あるシーンを生み出しているのは、アスリート自身がカメラを装着して撮影する手法。製作のアンドリュー・A・コソボは「これは“イン・カメラ”映画だよ」と話す。さらに「観客は実際のロケーションで、本物のアスリートによって撮影された実際のスタントを観ることになる。これはグリーンスクリーンを背景に撮影されていないんだ」と、臨場感あふれる映像のカラクリがあくまで”生の撮影”にあることを明かしている。

同じく製作を務めたブロデリック・ジョンソンも「山のてっぺんから飛び降りたり、30メートルの波に乗ったりするのが実際にどんなものかを最前列で見ることができた。その本物の危険度と強烈さを感じたことが、僕にとってこの撮影で一番スリリングな部分だったね。僕たちは観客を他の映画では体験できない冒険へ連れ出したかったんだ」と興奮気味に語る。

■エリクソン・コア監督「実際に記録として撮ることで、より真実に迫ることができるはずだ」


『X-ミッション』 (c) 2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

『X-ミッション』 (c) 2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.



一方、『ワイルド・スピード』の想像力豊かなアクションを撮影したことで知られるエリクソン・コア監督はこう語る。「どの作品にも言えることだけど、与えられた材料を撮るのにどのような技術を使うべきか、常に検討しなければならない。この作品では、核にあるメッセージが自然への敬意や、自然と一体になるエクストリームスポーツのアスリートたちへの敬意だ。そういうメッセージに真実味を持たせるにはイン・カメラで撮るしかなかった」と"イン・カメラ”の必要性を力説。さらに「観客に地球の美しさを感じさせ、自然と一体化するアスリートたちの美しさを感じさせたかったんだ。作り物のセットで撮ったり、アクションシーンをワイヤアクションで済ませてしまったりしたら、観客との距離ができてしまう。もちろん真実を語るのにあえてハリウッド・マジックを使う場合もあるけど、この作品では実際に記録として撮ることで、より真実に迫ることができるはずだと思った」と、あえて"生の映像”にこだわった理由も明かしている。

映画 『X-ミッション』特別映像(ウィングスーツ編)


壮大なスケールのアクション作品がひしめく昨今、あくまで生のスリリングな映像にこだわった『X-ミッション』 CGを使わずに極限のアクションを作り上げるため、キャスト・スタッフともにギリギリの環境に身を置いていたようだ。その映像が物語と重なり、どんな作品に仕上がっているかは、スクリーンで体験してほしい。

映画『X-ミッション』は2月20日(土) 新宿ピカデリー、丸ノ内ピカデリー他 全国ロードショー  2D/3D上映

イベント情報
『X-ミッション』
(原題:POINT BREAK/全米公開:2015年12月25日)

【ストーリー】 
若きFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)に、超一流アスリートチームに潜入せよとのミッションが下される。 エクストリームスポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が率いるこの集団には、重大な疑惑がかけられていた。 その天才的なスポーツ・スキルを駆使し、前代未聞の方法で次々と犯罪に手を染めているというのだ。自らも元アスリートであるユタは、ボーディに度胸と才能を認められ、チームに招き入れられる。命を危険に晒しながら共に行動するうちに、ユタはボーディの究極の信念に心が奪われていく。果たして、ユタはFBI捜査官として決定的な証拠を掴み、彼らを捕えることができるのか?そして明かされる、彼らの本当の目的とは─?
監督・撮影:エリクソン・コア(『ワイルド・スピード』撮影)
脚本:カート・ウィマー『完全なる報復』『ソルト』
原案:POINT BREAK 
出演:エドガー・ラミレス『ボーン・アルティメイタム』、ルーク・ブレイシー『スパイ・レジェンド』、テリーサ・パーマー『ウォーム・ボディーズ』、 デルロイ・リンドー『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』、レイ・ウィンストン『ノア 約束の舟』
配給:ワーナー・ブラザース映画 
(c) 2015 Warner Bros. Ent. (c)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved. 
114分 PG-12 
■公式サイト:www.xmission.jp 
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