棒線画のアニメ作家ドン・ハーツフェルト、「死」のない未来描く新作
ドン・ハーツフェルト監督の映像作品集『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』が、5月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。
ドン・ハーツフェルトは、世界各国で100以上の映画賞を受賞しているアニメーション作家。作品には棒線画を用いており、2000年に発表した映画『リジェクテッド』は『第73回アカデミー賞』短編アニメーション部門にノミネート、2006年の映画『きっと全て大丈夫』は『サンダンス映画祭』審査員大賞を獲得している。
『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』は、最新作『明日の世界』を含む、ハーツフェルトの代表作を集めたもの。『第88回アカデミー賞』短編アニメーション部門にノミネートしている『明日の世界』は、少女・エイミーが未来から来たという自分のクローンと共に、「死」が消えた未来の世界を訪れるというストーリーだ。
作品情報
『明日の世界 ドン・ハーツフェルト作品集』
2016年5月からシアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開
監督:ドン・ハーツフェルト
配給:ニューディアー