ブラッドリー・クーパーが"炎の料理人" に映画『二ツ星の料理人』日本公開へ

ブラッドリー・クーパー主演映画『二ツ星の料理人』が6月11日より日本公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。

同作は"美食の街″パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフが、ロンドンのフレンチレストランを舞台に新しい仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する美食エンタテインメント。

『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル！』『アメリカン・スナイパー』で3年連続アカデミー賞候補となったクーパーが一流の料理の腕を持ちながら問題を抱える主人公アダム・ジョーンズを演じている。また、ロンドン美食界の友人役でダニエル・ブリュール、ジョーンズが集めるスタッフ役でシエナ・ミラー、オマール・シーが出演。ほかにも2015年度アカデミー賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルや、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンなど豪華キャストが集結している。

クーパーはジョーンズを演じるために様々な有名シェフに会い、裏話や役作りのためのヒントを引き出した。なかでも、英国の人気シェフゴードン・ラムゼイをモデルにしたという。ラムゼイは短気な性格でスタッフに怒鳴ったり物を投げたりすることで有名で“炎の料理人”と呼ばれる人物。クーパーは「素晴らしいキャラクターだった。生命力の強い人物だった。彼の自伝も読んだしミシュランの三ツ星を獲得するまでを描いたTVシリーズ『Boiling Point』も見た」と語っている。

なお、同作の監督は『8月の家族たち』『カンパニー・マン』の名匠ジョン・ウェルズ。脚本は『完全なるチェックメイト』『イースタン・プロミス』のスティーブン・ナイトが手がけている。

映画『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレス他全国ロードショー