中村獅童と初音ミクが歌舞伎で共演! 新作「今昔饗宴千本桜」を4月末 幕張で上演

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2016.4.2
新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜」メインビジュアル

新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜」メインビジュアル

中村獅童とボーカロイドの初音ミクが最新技術で共演し、新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」を4月29日、30日に上演する。

 
初音ミクはクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」。多くのクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで人気となった。

初音ミクはこれまでにもオーチャードホールでオペラが上演されるなど、様々な場所で活躍してきたが、今回、最新技術を駆使して4月末に中村獅童と共演を果たす。

演目は、映画、舞台、小説などさまざまなメディアで人気を集めるボーカロイド楽曲「千本桜」と、歌舞伎の代表的な演目のひとつである「義経千本桜」がコラボレーションした新作歌舞伎『今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)』だ。

STORY

大正百年の帝都桜京で、神憑特殊桜小隊の隊員として活躍する初音未來と桜小隊隊長の靑音海斗。未來は美玖姫として、海斗は佐藤忠信として生きた時代があり、千本桜を守り抜くために、桜の花を奪っていった邪悪な青龍に立ち向かい・・・。


【千本桜】をキーワードに「今」と「昔」をつなげる物語。

また、公演はニコニコ生放送での生中継も実施される。新作歌舞伎がインターネットで生放送されるのは初めてとのこと。

劇団☆新感線の作品を歌舞伎にした阿弖流為や、スーパー歌舞伎ワンピースなど、今やたくさんのコラボ作品を作っている歌舞伎だが、今回もどんなものが生み出されるのか楽しみだ。

詳しくは公式サイトで。
新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜」 公式サイト

(文:エントレ編集部)


 

公演情報

新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜」(読み:はなくらべせんぼんざくら)

 
【原作】
・小説「千本桜」シリーズ
(原作:黒うさP/WhiteFlame、著・イラスト 一斗まる、
( 発行:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
・歌舞伎「義経千本桜」 (作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳)
【脚本】松岡亮
【演出・振付】藤間勘十郎
【出演】中村獅童、初音ミク、ほか
 
4月29日(金・祝)、4月30日(土)
千葉・幕張メッセ イベントホール
観覧:無料 ※ニコニコ超会議の入場料のみでご覧いただけます。
公式サイト:http://chokabuki.jp/​
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