キアヌ・リーブス渾身のノックに涙せよ!異色スポーツ映画『ノック・ノック~1000本にかける青春~』公開決定?
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4月1日、キアヌ・リーブス主演の異色スポーツ映画『ノック・ノック~1000本にかける青春~』の公開が決定したようだ。
映画『ノック・ノック~1000本にかける青春~』は、『食人族』をモチーフに描いたR18+作品『グリーン・インフェルノ』で知られるホラー映画界のカリスマ イーライ・ロス監督がメガホンをとった最新作。『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』のキアヌ・リーブスを主演に迎えた話題作だ。キアヌが演じる野球選手・エヴァンは、恋人のジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)がいるにもかかわらず、彼女の親友ベル(アナ・デ・アルマス)にうつつをぬかしてノックをさぼってしまう。同映画は、そんな過ちから野球人生を捨てることになった男の、喪失と再生の物語である。
キアヌがスポーツ映画に挑戦するのは、『陽だまりのグラウンド』(01年)以来のこと。同作の役作りとして、キアヌは52歳にして体当たりで役に挑み、1000本ノックを朝の日課とした。しかし、度重なるスイングの疲労により肩を壊してしまうというアクシデントが発生。一時は撮影中止も危ぶまれたが、テーピングでガチガチに固めた右肩で無事撮影を乗り切ったという。そんなキアヌが放つ、渾身のノックに涙することは間違いない。劇中でも肩を痛めたキアヌの姿がしっかりと映しだされている。
また、ロス監督が自身の得意とするホラー映画から180度ベクトルを変えた初のスポーツ青春映画に挑戦しているのも見どころのひとつ。ロス監督は俳優としても、エヴァンが所属するチームの監督として出演している。鬼気せまる熱血監督ぶりとバット使いの巧みさは、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』で演じたドニー・ドノヴィッツを超えた、との海外メディアの評価も。 まさに、ロス監督とキアヌが二人三脚で作り上げた究極のスポーツ映画なのだ。
なお同作の公開を記念して、キアヌ・リーブスのサイン入りバッドが応募者全員に当たるキャンペーンも実施中。応募期間は、4月1日(金)23:59まで。詳しくは、公式サイトにある「キアヌ・リーブスサイン入りバッドプレゼント!!」のバナーをクリックしよう。
公式サイトはこちら→ http://knockknock-movie.jp/
……と長々と紹介した『ノック・ノック~1000本にかける青春~』は、残念ながらフェイク作品である。これらの手の込んだ作品設定はキアヌ・リーブス主演、イーライ・ロス監督の『ノック・ノック』にかけたエイプリルフール限定のものだ。しかしながら、『ノック・ノック~1000本にかける青春~』の公式サイトは、4月1日23:59までの本当に限定公開しているので、騙されたつもりで楽しんでみてほしい。デザイナーの素晴らしい力量を感じられる、アツいサイトになっているのがわかるはずだ。
ちなみに、映画『ノック・ノック』はキアヌ演じる家族思いの父親・エヴァンが二人の美女にとんでもない目にあわされるホラー映画。キアヌ渾身の1,000本ノックなどは全く登場しない、ロス監督らしい刺激的な作品となっている。
映画『ノック・ノック』は6月11日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開
原題:Knock Knock
(2015/アメリカ/99分/シネスコ/デジタル)
監督:イーライ・ロス
脚本:イーライ・ロス、ギレルモ・アモエド、ニコラス・ロペス
出演:キアヌ・リーブス、ロレンツァ・イッツォ、アナ・デ・アルマスほか
配給:日活/東京テアトル
【ストーリー】
家族思いの献身的な父親・エヴァン(キアヌ・リーブス)は週末に仕事の都合で一人留守番をすることになる。その夜、ドアをノックする音がし、開けるとそこには雨でずぶ濡れになった二人の美女が立っていた。ジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)と名乗る二人は道に迷ってしまったため助けを求めていた。彼女たちに暖をとるように招き入れるエヴァンだったが、それは破滅の道への第一歩だった。
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