相対性理論『天声ジングル』のジャケット公開 坂本龍一やジェフ・ミルズからのコメントも到着
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『天声ジングル』
4月27日に発売となる相対性理論の最新フルアルバム『天声ジングル』のジャケットアートワークが公開された。
今作もこれまでの相対性理論作品と同様にやくしまるえつこのドローイング&アートディレクションによるジャケットで、やくしまるによる絵と「NEW WORLD!」という手書き文字が象徴的に使われている。CD、レコード、カセット、Blu-rayで発売される今作は4メディアごとにジャケットデザインもアレンジ。アナログ盤のジャケットには本物の黒テープが1枚ずつ手作業で貼られていて、世界に二つとして同じもののない仕様になっている。
『天声ジングル』には封入特典として『”八角形のなにか”引換券』が添付される(CD、LP、ブルーレイ、カセット、いずれのメディアにも封入)。この引換券は、7月22日に開催される相対性理論の日本武道館自主企画公演『八角形』当日会場にて、”八角形のなにか”と引き換えることができる(公演
また、「天声ジングル」を聴いた、黒沢清、坂本龍一、ジェフ・ミルズらから寄せられた推薦コメントも公開されており、黒沢は本作について「その音楽は何ものにも染まっていないがゆえに、聞く者すべてをその歌声で染め上げる。いま世界で起きている憎悪と復讐の連鎖を止められるのは、この歌声だけかもしれない、と本気で思った」と語っている。
黒沢清
相対性理論には変わらない悲哀がある。
この文明に絶望しながら生きている人間の声だ。
しかし、このアルバムではそれに加えて、宇宙的、天空的なものを感じる。
坂本龍一
“The first thing that came to my mind when listening to the album was the aspect of mobility. With their distinctive vocal arrangements over the unique way the musicians played that took my mind somewhere else - to another time and space”.
Jeff Mills
こんなに切ない相対性理論は初めてかもしれない。天体の運動と、乱高下する心拍数。それらが重なるホントに些細な瞬間――たとえばコンビニであの人を見かけたときのことは、いつだって神話のように輝かしく、なつかしい。
九龍ジョー(ライター・編集者)
相対性理論の音楽には唯一無二の“様式美”が存在していたと思うのですが、『天声ジングル』ではその様式そのものをアップデートしようという強い意志を感じました。マーク・ジュリアナのビート・ミュージックに触発されたような曲もあって、また新たな地平に踏み出したのだな、と。ここからまた何かが始まる、という予感を感じさせる作品だと思います。
土佐有明(ライター)
この歌たちの生まれてきた、果てしなく遠い彼方の場所と時間のことを思った。
過去でも未来でもある彼方のその場所が、今ここにいるわたしの身体を震わせているのだ。
樋口泰人 (boid 映画批評家・音楽批評家)
まだ見たことも逢ったこともなかった兄弟姉妹がここにいる。いると思えばいつでもいる見えない人たちと生きものたちのうたがする空間を知りなさい、といわれてしまった。猫の目にはあきらかなタイムトンネルみたいな音楽です。
湯浅学
'We really liked the new album -
playful, energetic and punchy production... great job!’
Arthur Jeffes (Penguin Cafe)
さらに、本作の法人別先着購入特典も発表。法人別先着購入特典はやくしまるによる「天声ジングル」タギングが描かれた「天声タギングステッカー」。タワーレコード、TSUTAYA、ディスクユニオン、HMVの4法人でそれぞれ異なるタギングが描かれたステッカーがアルバム購入者に先着で配布される。 ※特典は無くなり次第終了
ディスクユニオン特典
HMV特典
タワーレコード特典
TSUTAYA特典
CD盤ジャケット
LP盤ジャケット
カセット盤ジャケット
BD盤ジャケット