衝撃の第一話!「少年ジャンプ+」新連載の『ファイアパンチ』がネットで話題に

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『ファイアパンチ』カラーイラスト 「週刊少年ジャンプ+」より引用

『ファイアパンチ』カラーイラスト 「週刊少年ジャンプ+」より引用

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2016年4月18日に少年ジャンプ+にてスタートした漫画『ファイアパンチ』が面白い!凄いとネットで話題騒然である。

新進気鋭の漫画家、藤本タツキによる今作は、生まれながらにしてさまざまな能力を使える人間、「祝福者」を描くファンタジー作品。世界は「氷の魔女」と言われる祝福者の出現により雪に覆われ、世界的な飢餓に悩まされていた。

主人公のアグニとレナの兄妹が住む村は老人が住民の大半であり、常に飢えと戦わなければならない。二人は「体が再生する」という能力を持つ祝福者であり、この能力を使った“ある行動”により生き延びている…。

ディストピア的な世界観に「祝福者」という特殊能力を持つ人類がいるという設定、そして『ファイアパンチ』というともすればチープに感じるタイトル…すぐに熱血バトル漫画なのでは?という印象を受けそうだが、今作は開始数ページでその期待を裏切られる。見るものを選びそうな設定、驚愕の展開に目が吸い付けられる。

筆者が好きな漫画の中で何本か「物凄い好きだし、続きがとにかく気になるけど早く完結してほしい」と思う作品が何本かあった。それは作品の結末を早く知りたい、主人公の戦いや葛藤に早く決着をつけてあげたいという感情移入の表れなのだが、過去にこう思った作品として『シグルイ(原作 南條範夫・作画 山口貴由)』、『狼の口 〜ヴォルフスムント〜(久慈光久)』などがある。

そして今作もまさにそういう作品だ。アグニとレナの兄妹の生き方を一話で見事に描き切り、その後に迎える展開は第二話を期待せざるを得ない。全65ページのラスト3ページまで読み進んだところで、遂に物語は開幕を迎える、そこまでは長いプロローグなのだ。物語の始まりと共に画面上に書き出される「ファイアパンチ」のタイトル、最初はチープに感じたこのタイトルがこのとき「これ以外のタイトルはあり得ない」と実感できる感覚は鳥肌物のカタルシスである。

見開きで描かれる「ファイアパンチ」のロゴ 「週刊少年ジャンプ+」より引用

見開きで描かれる「ファイアパンチ」のロゴ 「週刊少年ジャンプ+」より引用

今後毎週月曜日に更新される同作、週明けの楽しみが一つ増えたことは間違いない。このクオリティの漫画をネットで気軽に無料で読めるの本当に素晴らしいと思う。作品のつくりとしてもまとめて読みたくなる内容なので、単行本化も今から待ち遠しい。
 

作品情報
ファイアパンチ

藤本タツキ 作

少年ジャンプ+にて毎週月曜日連載予定

http://plus.shonenjump.com/
 

 

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