アカデミー賞女優はいかにして女性型ロボットになったか?映画『エクス・マキナ』ビジュアル解禁

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映画『エクス・マキナ』 (C)Universal Pictures

映画『エクス・マキナ』 (C)Universal Pictures

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6月11日公開のSFスリラー映画『エクス・マキナ』から、女性型ロボット“エヴァ”のビジュアルが解禁された。

『エクス・マキナ』は、『28日後…』『サンシャイン』などの脚本家アレックス・ガーランドによる初の監督作で、2015年度アカデミー賞・視覚効果賞に輝いている。物語は、プログラマーとして働く主人公・ネイサンが、世界初の実用レベルとなる人工知能を搭載する美しい女性型ロボット“エヴァ”のテストに協力し、不思議な実験に携わっているというもの。

公開されたビジュアルは、映画『リリーのすべて』で2015年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル演じる女性型ロボット・エヴァの姿だ。このヴィジュアルに秘められた逸話をヴィキャンデルや、スタッフが明かしている。

ガーランド監督は「彼女はあらゆる意味で完璧でした。とても美しい女性であるだけでなく、とてつもない才能を持った女優であり、子どものころからバレエの訓練を受けていました。そのため、自分の体の動きを正確に制御することができるんです。歩き方から、手の動き、頭のほんの少し傾けるといった動作までもね」と語り、エヴァに必要な側面がすべてヴィキャンデルに宿っていたことを明かす。

また、ヴィキャンデルにとっても、『エクス・マキナ』はすべての希望に当てはまる映画だったという。ヴィキャンデルは、人工的な雰囲気を出すため顔に白いメーキャップを施して撮影したオーディションビデオを送ったそう。これを見た製作チームは、エヴァ役は彼女しかいないと確信したというのだ。

しかし、それまで実体験もとに役作りしてきたヴィキャンデルにとって、同役を演じることは困難を極めたそう。「アレックスとふたりで独自のルールを作らなければなりませんでした」「実在しないものを作り出すにはどうすればいい?ひとつの疑問に答えるたびに、新たな疑問が100個浮かぶんです」と語っている。

ヴィキャンデルの演技の目標は、CGIの壁を突破して感情を伝えることにもあった。製作のアロン・ライヒは「観客には、まずエヴァに驚いてほしいですね」と話す。さらに、その理由を「エヴァが初めて登場するシーンでは、彼女もネイサン(オスカー・アイザック)も機械であることを決して隠そうとしません。とても美しく愛らしい女性の顔を持ったロボットです。ですから観客は、初めはテクノロジーとしての彼女に驚き、そして、次第に彼女の人間性に惹かれていくのです」と明かしている。

CGIを突破するヴィキャンデルの演技とはどのようなものなのか、気になるところだ。
 

海外版予告


映画『エクス・マキナ』は6月11日(土)より、シネクイント他にて全国ロードショー
 

作品情報
『エクス・マキナ』
 
(C)Universal Pictures

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監督・脚本:アレックス・ガーランド『ザ・ビーチ』(原作)/『28日後...』『わたしを離さないで』(脚本)
出演:ドーナル・グリーソン『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』『ジェイソン・ボーン』、
オスカー・アイザック 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
ユニバーサル映画 配給協力:パルコ
http://www.exmachina-movie.jp

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