敏腕CMプロデューサーが"面白がった"モノを一挙展示『“面白がり”の世界展 ～Pの眼～』が開催

中目黒にあるMDP GALLERYにて、2016年5月13日(金)～29日(日)に『“面白がり”の世界展 ～Pの眼～』が開催される。

本展では、ペプシマンやアンディ・ウォーホルのTDKビデオカセットテープなど、数々のヒットCM作品を世に生み出してきたCFプロデューサーであるサイトウ・P・ヒロヒサ(斉藤洋久、Pの眼代表)氏の何十年にもわたるアートコレクションを展示するもの。さらに、アーティストとしての彼が制作した、コラージュ作品もあわせて発表される。

会場では、アーティスト、アートコレクターそしてプロデューサーという3つの顔を持つサイトウ氏。その世界観をより伝わりやすくするために、「アーティスト、サイトウ氏によるコラージュ作品の展示」「アートコレクター、サイトウ氏によるアート作品展示」「プロデューサー、サイトウ氏による仕事部屋再現展示」という3つのテーマで展示が行われるとのこと。

展示されるアート作品のアーティストには、下記のような作家がラインナップされている。

我喜屋位瑳務、五木田智央、ジェフ・ソト(Jeff Soto)、ジョエル＝ピーター・ウィトキン(Joel-Peter Witkin)、田名網敬一、バリー・マッギー(Barry McGee)、ビル・ブラント(Bill Brandt)、マーク・ライデン(Mark Ryden)、森村泰昌　(五十音順)　…他多数

彼の世界観を表す言葉として、「面白がり」という言葉がある。彼のコレクションは単にアート作品に限らず、玩具やノベルティグッズ、古今東西のガラクタとして売られていたようなモノなどが含まれている。まさに、サイトウ氏の「面白がり」という審美眼にかなったものすべてが対象なのである。

数々のヒットCMを作り続けてきたサイトウ・P・ヒロヒサ氏が「面白がり」続けてきたコレクションや制作品の数々を、存分に堪能してみてはいかがだろうか。