382年の歴史を持つ、糸あやつり人形劇団結城座が入門塾を開講！

浄瑠璃による古典公演はもとより、新作では、役者と人形が共演、人形遣いが人形を遣う一方、生身で役者を演じるなど、独特の舞台空間を創造し続けている糸あやつり人形劇団結城座が、入門塾を開講する。年間を通して本格的に学ぶ講座と、多くの人たちに広く江戸糸あやつり人形に触れてもらうための短期集中講座の二つの体系で、人形の実技を中心に、伝統芸能に根ざした古典演劇の知識を学ぶ機会なども設けられ、初めての人でも基礎から学べるカリキュラムなっている。自身が古典のスタイルを体験しながら、学べるチャンスなので、興味のある方はぜひこの機会を利用してみてはいかがでしょうか。


【結城座からのメッセージ】
結城座の入門塾は、十二代目結城孫三郎が、この江戸糸あやつり人形を沢山の方々に体験していただくため、また次世代へと継承していくために始めたもので、今年で9期目となりました。指導にあたるのは、孫三郎をはじめプロとして活動する結城座の人形遣いです。
江戸糸あやつり人形の実技を中心に、伝統芸能に根ざした古典演劇の知識を学ぶ機会なども設けられ、初めての方でも基礎から学べる貴重な授業を用意致しました。
新たに今年からは短期集中講座が実施され立教大学の協力を得て大学講義室にて８日間開講致します。この講座は都心で短期間行われる今迄とはまた違う多くの方々に触れて頂く為に今年から行われる新しい授業体系です。
年間を通して本格的に結城座稽古場で学ぶ講座と、多くの方々に広く江戸糸あやつり人形に触れて頂くための短期集中講座の二つの体系で9期目の人形遣い入門塾を新しく構成、開始致します。