ゲスト登場や音楽仲間との交流に沸いた『VIVA LA ROCK 2016 決起会!』独占レポート
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鹿野淳 / 河津知典 Photo by Taiyo Kazama
SPICE presents「VIVA LA ROCK 2016 決起会!」supported by LIVING ROOM CAFE by eplus
2016.4.26 LIVING ROOM CAFE by eplus
5月28日(土)、29日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される『VIVA LA ROCK 2016』。そのプレイベントにして広く音楽ファン同士の交流を図ろうという趣旨の”オフ会”、『SPICE presents「VIVA LA ROCK 2016 決起会!」supported by LIVING ROOM CAFE by eplus』が4月26日に行われた。
Photo by Taiyo Kazama
会場となったのは渋谷にあるLIVING ROOM CAFE by eplus。席次自由、飲み・食べ放題の形式となったイベントにはおよそ100名の参加者が集い、開演前には若干の緊張感はありつつも、名前や好きなアーティストの描かれた名札を頼りに周りの席に話しかけたりといった交流がチラホラと見受けられた。
秤谷建一郎 Photo by Taiyo Kazama
フェイスペインティングの無料体験 Photo by Taiyo Kazama
イベントが始まるとまずSPICE(このサイトです)の総合編集長・秤谷建一郎が現れ「ここに集まったという事はみんなロックファン、ビバラファン、音楽ファンなわけですから、どんどん話しかけて仲良くなって楽しみましょう!」とその風貌通りの豪快な挨拶で、開会宣言。次いでビバラのプロデューサーにして音楽ジャーナリストの鹿野淳氏、ビバラ主催の一角であるディスクガレージの河津知典氏を呼び込み乾杯の挨拶へ。第1回のビバラ前に開催した決起会が楽しかったこと、去年の第2回では鹿野氏が決起回の開催自体を忘れてしまい、ビバラ終了後に思い出して嘆いた……といった緩めのトークを展開して盛り上げる。
河津知典 Photo by Taiyo Kazama
ぼくのりりっくのぼうよみ Photo by Taiyo Kazama
この日は自由にお酒を飲んだりご飯を食べたりできるのはもちろん、前半部分ではゲストもステージに登場。乾杯を経たのちに最初に呼び込まれたのは、ぼくのりりっくのぼうよみだ。ライヴも数回しか経験していないので……と、人前に出る緊張を口にしながらも物怖じする感じはなく、堂々とにこやかにトークできるあたりは大物感十分。というか、そのサウンド同様にある種の新世代感を感じさせるキャラクターだ。鹿野氏と一緒にSuchmosを観に行った際には会場全体でも20番目くらいには盛り上がっていたことなど、なかなか聞けない素の表情まで垣間見られるトークに、客席からも笑いと黄色目の声援が飛び、彼の急上昇している認知度と人気を改めて実感するひとときとなった。ビバラ本番ではより多くの音楽ファンが彼の楽曲とキャラクターに触れることは間違いなく、依然として2016年の注目株筆頭となりそうだ。
Photo by Taiyo Kazama
沢田チャレンジ Photo by Taiyo Kazama
次に登壇したのは、ザ・チャレンジのフロントマン、沢田チャレンジ。彼は物申さないといけない大きな議題を持って来場している。それは「今年のビバラには呼ばれていないのに、何故か決起回には呼ばれた」というもので、「ちょっと! どうなってるんですか!」といきなりの臨戦モードに会場は大いに沸く。その後は沢田と鹿野氏がザ・チャレンジの偽アーティスト写真を撮ったときの話や、今年のビバラのタイムテーブルを広げながらの「ココ空いてない? 出してくださいよ」という生出演交渉など、そのエンターテイナーぶりを存分に発揮。最終的には「来年頑張りましょう」という結論が下され、「え、これで終わり?」「何この中途半端なオチ」と嘆きつつもここであえなく一旦退場、その後は参加者と混じってイベントを盛り上げてくれた沢田チャレンジであった。感謝!
Photo by Taiyo Kazama
沢田チャレンジ Photo by Taiyo Kazama
この日の来場者のためだけにビバラ出演者からのコメント動画も用意されており、BIGMAMA、ストレイテナー・ホリエアツシ、SHISHAMOからの動画が、それぞれスクリーンに映し出される度に大きな歓声が上がっていた。ステージでのゲストトークが終わった後には過去のビバラのライヴ映像なども絶えず放映されており、好きなアーティストの映像を観ながら飲食をして音楽好き同士の交流を広げるという、なかなか贅沢なひとときが過ぎていく。後半はたっぷりと歓談の時間も設けられており、至る所で会話に花を咲かせ、携帯やSNSなど連絡先を交換し合うファン同士が見受けられた。筆者はカメラを片手にウロウロしていたのだが、何名か絡んでくれた人がいて普通に嬉しかったです、いや本当に。
鹿野淳 Photo by Taiyo Kazama
Photo by Taiyo Kazama
Photo by Taiyo Kazama
約2時間半にわたって繰り広げられた、ビバラというフェスを通して集まった音楽好き達による宴は、冒頭でも触れた”広く音楽ファン同士の交流を図ろう”というこの日の趣旨をしっかりと達成できていたように思う。ライヴに行くことの魅力は、単に好きなアーティストを間近に観て聴くというだけでなく、その瞬間と空間を多くの人が同時に体感することでもある。特にフェスはそうだ。一人で感動を噛みしめる帰り道も、それはそれでアリだが、「あの曲が良かった」「あのアーティストがすごかった」と語り合える仲間の存在というのはやはり大切で、そんな繋がりがバズを生み、シーンを盛り上げ底上げする力にもなるのではないだろうか。だからこそ鹿野氏や河津氏も魅力的なアーティストをブッキングするだけでなく、こういったオフ会イベントを企画するのだろうし、音楽ファンもそこに集うのだろう。
Photo by Taiyo Kazama
Photo by Taiyo Kazama
5月28日、29日、さいたまスーパーアリーナ。この日出会った仲間たちが、同じ時間を過ごし感動を共有してくれることを願いたい。
鹿野淳 Photo by Taiyo Kazama
Photo by Taiyo Kazama
撮影・レポート・文=風間大洋
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VIVA LA ROCK 2016
日時:2016年5月28日(土)・29日(日)
会場:さいたまスーパーアリーナ
出演者:
5月28日(土)出演アーティスト
H ZETTRIO/ Awesome City Club / THE ORAL CIGARETTES / KANA-BOON / クリープハイプ / ゲスの極み乙女。 / Getting Better(DJ:片平実、神啓文、西村道男) / サカナクション / Suchmos / SHISHAMO / シナリオアート / シンリズム / 水曜日のカンパネラ / スガ シカオ / 田中茉裕 / DAOKO / 東京スカパラダイスオーケストラ / NICO Touches the Walls / VIVA LA J-ROCK ANTHEMS / フレデリック / BLUE ENCOUNT / Base Ball Bear / ぼくのりりっくのぼうよみ / My Hair is Bad / Yogee New Waves / 夜の本気ダンス / lovefilm / LILI LIMIT / 凛として時雨
5月29(日)出演アーティスト
indigo la End / The Winking Owl / 感覚ピエロ / Kidori Kidori / キュウソネコカミ/ 銀杏BOYZ / Crystal Lake / SANABAGUN. / SiM / SHANK / G-FREAK FACTORY / ストレイテナー / 10-FEET / DJダイノジ / TOTALFAT / Dragon Ash / ドラマチックアラスカ / BURNOUT SYNDROMES / パノラマパナマタウン / BIGMAMA / 04 Limited Sazabys / フレンズ /BRADIO / HEY-SMITH / 星野源 / Mrs. GREEN APPLE / MONOEYES /ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN