「隣の列のほうが必ず速く進む」“普遍的な不快な法則”はブリュッセルに住むおじさんが決めている？映画『神様メール』まとめ映像

フランスなどで公開初週の興行ランキング第1位に輝いた映画『神様メール』が5月27日より公開される。

『神様メール』は、神様の娘エア（10歳）が、人間界で人々と出会い奮闘するコメディ映画。カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞の『トト・ザ・ヒーロー』や、ジャレット・レト主演『ミスター・ノーバディ』で知られるジャコ・ヴァン・ドルマル監督による6年ぶりの最新作だ。すでに、本年度ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネートや、本年度米アカデミー賞外国語映画賞のベルギー代表作品になるなど世界中で高い評価を得ている。
 

同作の一番の特徴は、神様がブリュッセル在住のおじさんで、パソコンを使って世界を操作しているという設定。劇中では、この嫌な神様が“普遍的な不快の法則”を作り出すようすがコミカルに描かれている。今回はその法則をまとめた映像をご紹介しよう。
 

映画の舞台が海外とはいえ、誰もが遭遇した嫌なシチュエーションではないだろうか。「なんか今日ツイてない！」と思ったその出来事は、ブリュッセルに住むおじさんの仕業なのかもしれない。
 

ちなみに、同作で嫌な神様を演じているのは、ベルギー出身のブノワ・ポールヴールド。クエンティン・タランティーノ監督が大絶賛した疑似ドキュメンタリー映画『ありふれた事件』で殺人鬼を演じて注目を浴びた俳優だ。ポールヴールド以外にも、同作にはカトリーヌ・ドヴ―ヴら個性豊かな俳優陣が出演している。
 

映画『神様メール』は5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他ロードショー