『VIVA LA ROCK 2016』オフィシャル・クイックレポート BURNOUT SYNDROMES
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BURNOUT SYNDROMES
『VIVA LA ROCK 2016』2016.5.29 さいたまスーパーアリーナ
GARDEN STAGE BURNOUT SYNDROMES
快晴で迎えた2日目のGARDEN STAGE。登場するのは3月にメジャーデビューを果たした大阪出身のBURNOUT SYNDROMESだ。ひさびさに現れた「文学ロックの新星」と言うべき歌詞のユニークさと、3ピースならではの変幻自在のアンサンブルが魅力的な、期待の新人バンドである。
BURNOUT SYNDROMES
ベースの石川大裕が「今日はみんなで楽しんでいこうね」と客席に呼びかけると、「心を込めて歌います、よろしく!」とヴォーカル&ギターの熊谷和海が続け、“文學少女”からライブがスタート。ヘッドセットマイクをつけた石川は縦横無尽にステージを動き回りながらドラムの廣瀬拓哉と共にコーラスや掛け合いをし、キメでは3人で一斉に手を上げたりと、彼らのライヴは絵的にも面白い。
BURNOUT SYNDROMES
途中でベースの音が途切れるアクシデントがあったものの、自らを「総合司会」と呼ぶ石川は饒舌に話を続け、「今年の3月にメジャーデビューしたんですけど、嬉しくてFacebookに書いたら、初恋の女の子からLINE来たんです。『やった!』と思ったら、『嵐の
BURNOUT SYNDROMES
最後に熊谷は「自分たちの戦うステージが上がるに連れ、自分のやりたいことを脇に置いて、子供を産むということの大変さに気づきました。僕を育ててくれた人々に少しでも歌で何かを返したいという思いで書いた曲です」という“こどものじかん”のフォーキーなメロディーを情感たっぷりに歌い上げて、初々しいステージを締め括った。ナイーヴな少年少女の心に寄り添い、「生」を歌うバンドがまたひとつ、VIVA LA ROCKのステージに確かな一歩を刻んだ。
撮影=釘野孝宏 レポート・文=金子厚武
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GARDEN STAGE BURNOUT SYNDROMES
2.エアギターガール
3.セツナヒコウキ
4.FLY HIGH!!
5.こどものじかん