BS-TBSで「世界のニナガワ」追悼特別番組 6月5日(日)夜7時から

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舞台
2016.6.5
公式サイトより

公式サイトより


BS-TBSでは、2016年5月12日に死去した演出家・蜷川幸雄氏を偲び、6月5日(日)夜7時から追悼特別番組を緊急放送する。

「世界のニナガワ」と呼ばれ、国際的評価を不動のものとした演出家・蜷川幸雄氏。2014年11月、香港公演中に倒れて緊急帰国、即入院。蜷川はこれまでも、十二指腸潰瘍、脳梗塞、狭心症などの大病を患ってきた。家族や関係者は脳裏に、考えたくない「死」という文字を連想していた。 

しかし、約1カ月後の『ハムレット』稽古初日には、鼻に酸素吸入用チューブを挿した上に車椅子に乗った姿で現場復帰し、周囲を驚かせる。車椅子で移動する姿は痛々しいが、声には張りがあり、稽古場ではこれまで以上にエネルギッシュな姿で臨んだ。 

この時、病魔と闘いながら現場に立ち続けるモチベーション、蜷川氏の「強欲」ともいえる表現へのあくなき執着はどこから生まれていたのか? 

2014年5月から蜷川氏にカメラを向け、約1年半にわたって記録した映像から、 蜷川氏が演出家として何を追い求め、嫌悪し、壊し、残そうとしているのかを探る。本人、役者、スタッフ、家族による生の言葉だけで多面的に構築するポートレート・ドキュメンタリー。 2016年1月にTBSテレビで放送した映像に加え、今回初めて公開となる映像を交えて放送する。

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