『サイレントヒル』のデザイナー・伊藤暢達氏のテクニックを公開!“映画『ウォークラフト』の主人公を描いてみた”映像

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ゲームデザイナー伊藤暢達氏が描いた『ウォークラフト』の主人公・デュロタン

ゲームデザイナー伊藤暢達氏が描いた『ウォークラフト』の主人公・デュロタン

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7月1日公開のSF映画『ウォークラフト』のキャラクターを、ゲームデザイナー伊藤暢達氏が描き上げる特別動画が公開されている。

映画『ウォークラフト』は、日本でも大ヒットを記録したアクションRPG『ディアブロ』シリーズで知られるブリザード・エンターテイメントによる同名ゲームの実写映画化作。劇中では、剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が描かれる。
 

(c) 2016 legendary and universal studios 

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同作の主人公・オーク族のデュロタンは、人間やドワーフ、エルフたちを侵略する側であるにも関わらず、平和を願い“反逆者”として扱われながらも“人間との共存”を選択する、独自のキャラクターとして描かれているという。デュロタンの特徴から、配給会社は「さまざまな作品で悪役として描かれる事の多いオークのイメージを一新させたデュロタンというキャラクターを、独自の世界観を持つ方に表現していただきたい」と考え、やはり独自のキャラクターを描き続けている伊藤氏に熱烈オファーを敢行。伊藤さんは快諾し、キャラクターの制作過程の撮影まで許可したという。
 


伊藤氏は「群衆の中でデュロタンだけ人間側に付いているという絵が、このキャラクターを伝えるのに一番わかりやすいかと思うので、本来はオーク側にいるはずなのに、デュロタンだけ真逆を向いているという構図で描き進めようかと思います」と、イラスト制作のコンセプトまで説明している。また、「極端なくらいマッチョなキャラクターなので、それを出すのに最初は手間取いました。肩のボリュームがキャラクターの一番の特徴なので、誇張気味にしたつもりです」と、描写のポイントについてもコメント。丁寧に説明しながら、伊藤氏はデュロタンの特徴をとらえつつ、独自の筆致でイラストを仕上げているのがわかる。
 

(c) 2016 legendary and universal studios 

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映画『ウォークラフト』は7月1日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
 

作品情報

『ウォークラフト』

(c) 2016 legendary and universal studios 

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監督・脚本:ダンカン・ジョーンズ『月に囚われた男』『ミッション:8ミニッツ』 
脚本:チャールズ・リーヴィット『白鯨のいた海』
キャスト:トラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ダニエル・ウー、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー ほか
原題:Warcraft: The Beginning 

(c) 2016 legendary and universal studios 

配給:東宝東和

【あらすじ】
“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴの力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサーは人間とオークのハーフ、ガローナと協力し全面戦争を避けようと試みる。一方、人間との戦いに疑問を持っている一人のオーク、デュロタンも争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが……果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは。
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