KERA×古田新太『ヒトラー、最後の20000年』開幕!成海璃子、賀来賢人も参戦、ナンセンス連打から衝撃のラストシーンへ
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『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』
7月24日、下北沢・本多劇場にて舞台『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』の初日が開幕した。この公演は、劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチが作・演出、俳優・古田新太が座長としてタッグを組み、2007年、2011年と上演した、通称"KERA古田企画”と言われるシリーズ。"大人たちが全力でバカバカしいことをやる企画"と標榜し、実力派俳優たちが、毎回ナンセンス・コメディに本気で挑む。毎回
かつては、モンティ・パイソンをはじめとして、不条理で不謹慎な、"ギリギリの笑い"に果敢に挑む作品が映像や舞台などでも多く見られたが、昨今は、この手のナンセンス・コメディに馴染みのない世代も多いかもしれない。
『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』
『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』では、破天荒に見えながら緻密な笑いの構造をもつナンセンスを、実力派俳優達が全力で演じている。ストーリーの脈略を破壊しながら展開する、オフビートの笑いと悪ふざけの連打に、笑い疲れてしまう観客もいるかもしれない。また、今回の公演には、レギュラー陣に加え、成海璃子と賀来賢人というフレッシュなメンバーが参加している。
物語では、古田新太演ずるアラータと犬山イヌコ演ずる助手のアルジャーノンが登場。前回公演『奥様お尻をどうぞ』に登場したキャラクターで、2人が起こす騒動を描く。
2人が出会う少女アンネ役・成海璃子は、彼女の透明感溢れる美しさからは想像がつかないナンセンスなセリフを繰り出し、他では見られない魅力を発揮している。
劇団☆新感線『五右衛門vs轟天』で古田と共演し、コメディ作品で鮮烈な印象を残した賀来賢人は、成海扮するアンネに恋する青年・ガブリエルを演ずるが、今回次々と降り掛かるあり得ない設定を、生き生きと演じている。
『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』
そのほか、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、山西惇、といったレギュラーメンバーの高い実力とチームワークで、観客は“ナンセンス地獄"に誘われてゆく。
座長の古田新太は初日に向け「今までの作品の中で最凶の作品に仕上がりました。がっかりしに、是非見に来て下さい 」と抱負を語った。
タイトルにある”ヒトラー"は登場するのか、しないのか。古田新太は、恒例のブリーフ一丁になるのか、ならないのか。物語は衝撃のラストシーンに向かってゆく。大人たちの悪ふざけを、劇場で確かめていただきたい。下北沢本多劇場の前売
『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』
「ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~」
■作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
■出演:古田新太 成海璃子 賀来賢人 大倉孝二 入江雅人 八十田勇一 犬山イヌコ 山西 惇
■日程・会場:
<東京公演>
2016年7月24日(日)~8月21日(日)下北沢 本多劇場
<北九州公演】
8月27日(土)、28日(日)北九州芸術劇場 中劇場
<大阪公演>
9月1日(木)~4日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
<新潟公演>
9月10日(土)、11日(日)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
■公式サイト:http://cubeinc.co.jp/stage/info/kera-furuta16.html