8/15WOWOWで白石加代子×佐野史郎の朗読劇が放送

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2015.8.12

白石加代子新企画ドラマリーディングが早くもWOWOWで放送決定!

昨年の2014年、22年間続いた一人語りの朗読劇「百物語」シリーズを完結させた女優・白石加代子。舞台を中心として約半世紀にわたり、戦後日本の演劇史に輝く活躍が認められて第62回菊池寛賞を受賞した白石が、「百物語」に続き、今年2015年にスタートさせた新企画が「笑った分だけ、怖くなる」だ。相手役に佐野史郎を迎えて二人語りに挑んだシリーズ第一弾の舞台の模様が、早くも8/15(土)21:30〜@WOWOWで放送される。

恐い話を選んで語った「百物語」に変わり、この新シリーズでは文字通り、笑いありスリルあり、そして最後には「怖くなる」ような秀作をピックアップ。初回の演目は、東野圭吾の「超・殺人事件―推理作家の苦悩」が原作の「超税金対策殺人事件」と、小池真理子の原作による「妻の女友達」の短編二題を取り上げながら、意外な結末のエンターテインメントを繰り広げる。


<ストーリー>
【超税金対策殺人事件】
作家の“僕”(佐野史郎)とその妻は、確定申告のため、税理士の浜崎(白石加代子)に作成させた来年度の支払い調書を見せられてパニックに陥る。今年は例年になく収入が多かったため、それはあまりに巨額だったのだ。“僕”に呼び出された浜崎は、提出された領収書の数々については、作品に反映されていないので経費とは認められないと指摘する。こうなれば経費を増やして、支払う税金を少しでも減らすしかない。そこで“僕”は、領収書の費目に合わせて、現在執筆中の小説「氷の街の殺人」の内容をどんどん書き換えていくのだったが……。

【妻の女友達】
市役所の戸籍係・広中肇(佐野史郎)は、妻・志津子(白石加代子)、3歳の娘・ちえみ(白石)と3人暮らし。平凡ながら、満ち足りた幸せな日々を送っていた。そんなある日、妻の旧友である流行作家・多田美雪(白石)が突然訪ねてくる。独身の美雪は、志津子にアルバイトとして身の回りの世話を依頼する。妻との大切な時間をどんどん奪われていく肇は、次第に美雪に対して殺意を抱くようになるのだが……。


登場人物の微妙に移り行く心理を巧みに変化させていく佐野に対し、白石は幾人もの登場人物を演じ分けていく。パントマイムの動きをベースに独自の世界観で注目を集めるカンパニーデラシネラの小野寺修二の演出とともに、ストーリーテリング(ものがたり)の世界が楽しめる舞台だ。


白石加代子、佐野史郎インタビュー動画
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/107029/

番組情報
【舞台録画中継】白石加代子×佐野史郎ドラマリーディング「笑った分だけ、怖くなる」Vol.1​

放送日時:2015年8月15日(土)夜9:30〜@WOWOWライブにて
出演:白石加代子/佐野史郎
上演台本:笹部博司
演出:小野寺修二
演目:第一ラウンド・東野圭吾作「超税金対策殺人事件」(新潮文庫「超・殺人事件 推理作家の苦悩」より)
   第二ラウンド・小池真理子作「妻の女友達」(集英社文庫より)
収録日:2015年4月24日
収録場所:東京・亀戸文化センター(カメリアホール)
企画製作:株式会社メジャーリーグ 
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