新曲・新演出を加えパワーアップ 良知真次主演 超★超歌劇『幕末Rock』が開幕
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同名テレビアニメを原作としたミュージカルが、超★超歌劇(ちょう・ウルトラミュージカル)『幕末Rock』として再演。本作の東京公演が、8月13日に開幕した。
幕末を舞台とし、坂本龍馬や高杉晋作、桂小五郎といった志士たちがロック・ミュージシャンという斬新な設定で送る本作。洗脳ソング“天歌(ヘブンズソング)”の力で、世を支配する徳川幕府に異議を唱える志士(ロッカー)たちが、音楽で新しい時代をつくろうとする姿が描かれる。
昨年初演され、パワフルなロックの楽曲や、ペンライトで客席と一緒に盛り上がるライブ演出などで好評を博した本作。今回も初演のメインキャストが再結集し、新曲・新演出を盛り込んだエネルギッシュなステージを送る。
初日を前に行われた囲み会見での主なコメントは以下の通り。
■良知真次 坂本龍馬役
再演や地方公演の要望をたくさんいただきまして、今回、その声に応える形で大阪から始まりました。今回は、バンドメンバー5人が一緒に踊るダンスシーンがあったり、パワーアップした再演になっています。初演の時に「ミュージカルではなく、超歌劇(ウルトラミュージカル)だ」と言われて、何だろうと思って、今回はさらに“超”がついて、もっと何なんだろう?と考えたんですが、大阪公演を経て、お客さまと一緒につくり上げないとできないミュージカルなんだと感じました。劇中で、お客さまにペンライトを振ってもらったり、歌を歌ってもらわないと話が進まないようになっているので、そういう意味でも過激なミュージカルになってるんじゃないかな。ブロードウェイやウィーン、韓国などのミュージカルがありますが、日本を代表するような“2.5次元ミュージカル”が再演として戻ってきたんじゃないかなと思います。キャスト・スタッフ一丸となって再演に臨んでますので楽しんでください。
■太田基裕 高杉晋作役
再演なのでキャスト・スタッフの関係性が密になってきて、一丸となって『幕末Rock』を盛り上げることができていると感じています。大阪公演は本当に盛り上がって、一体感やライブ感を共有できたので、東京でも熱をいっぱい出して、パッションを高めてロックしていきたいと思います。新曲もあるので、変化したところもチェックしながら楽しんでもらえたらうれしいです。
■矢田悠祐 桂小五郎役
前回は東京だけで観に来られなかった方がいたと思うのですが、大阪公演もできて観に来られる方が増えてうれしいです。大阪では、僕の祖母も観に来てくれて、すごく楽しんでくれました。再演で新しくなったところもあるし、新曲も増えますが、個人的にはお芝居を一から考えなおしてつくったので、そこも見どころにしていただけたらと思います。
■輝馬 土方歳三役
前作も盛り上がったんですが、初の大阪公演はお客さんの反応が前回よりも大きくなっていました。僕たちの関係性が密になっていますし、見せ方も改善できていると思います。大阪公演の反省点を生かして、さらに良いものを見せたいです。土方歳三の持ち歌が変わって、前回は歌がメインだったのですが、今回は踊りも加わっているのでバージョンアップした土方を観ていただけると思います。
■佐々木喜英 沖田総司役
初めて大阪に行けたことと、メインの9人が同じメンバーで再演できたこともうれしく思っています。劇中にはお客さまと一緒に歌う曲があるんですが、その歌声が前回よりもパワーアップしていて、お客さまも作品を愛してくださっているんだなと、とても強く感じました。再演なので前回以上にしっかり役づくりして挑みたいと思っています。沖田総司の役はキーボードの担当なんですが、前回の固定型から、今回はショルダーキーボードになりました。ダンスなどアクティブなシーンが増えて見どころだと思っています。
なお、大千秋楽の16日(日)17:00の回では全国の映画館でライブ・ビューイング上映が行われる。詳細は公式サイトを参照。