“アートをもっと身近に” 大阪に進出した『NEW YORK GALLERY』とは?

コラム
アート
2016.10.8
『NEW YORK GALLERY OSAKA』外観

『NEW YORK GALLERY OSAKA』外観

画像を全て表示(12件)

もっとアートを身近に、ファッションの一部となってほしい――。そんな想いのもと、2014年に東京・表参道に誕生した『NEW YORK GALLERY』。“アンディーウォーホールの再来”とも言われる美術家・ミスターブレインウォッシュの作品や、ピカソを彷彿とさせる作風で知られるシェーン・ボーデンの一点モノの作品などが展示、販売されている。2016年9月10日(土)、そんな『NEW YORK GALLERY』が関西エリアに初出店し、日本では2店舗目となる大阪・堀江店をオープンさせた。オープン日当日に行われるオープニングパーティーにシェーン・ボーデンが来場すると聞きつけた筆者は、「これは行かねば!」と思い、お邪魔してきた。

『NEW YORK GALLERY OSAKA』店内

『NEW YORK GALLERY OSAKA』店内

『NEW YORK GALLERY OSAKA』店内

『NEW YORK GALLERY OSAKA』店内

『NEW YORK GALLERY OSAKA』オープニングパーティー風景

『NEW YORK GALLERY OSAKA』オープニングパーティー風景

シェーン・ボーデンとミスターブレインウォッシュのポップで独創的な作品が並んだ店内では、シャンパンを片手にアート談義をする人や、商談する人たちで賑わっている。

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデンの作品は、シルクスクリーン画像が懐かしい”60年代の視覚的策略”ともいえるものだ。コラージュ技法と、予想の出来ないマテリアル、故意にめちゃくちゃに作られる形、何メートルにも渡り、贅沢にペイントを擦り付けるというスタイルになっている。

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

シェーン・ボーデン作品

お店のコンセプトに「アートをもっと身近に」とあるように、飾るファッションとして取り入れたい作品たちが10万円以下から購入できる。シェーン・ボーデンの作品は、アクションペインティングとポップアートのギャップだけでなく、これから発展するアートと生活とのギャップも埋めてくれるだろう。

シェーン・ボーデン(写真左)

シェーン・ボーデン(写真左)

来日中のとても気さくなシェーン・ボーデンと。この日彼の作品を購入した人には、その場で作品にサインをして貰うことができた。アート好きにはたまらない特別な一日であったといえよう。

プロフィール
シェーン・ボーデン
シェーン・ボーデン

シェーン・ボーデン

1974年、オーストラリアのブリズベーン出身のシェーンボーデンは、現在カリフォルニアに拠点を置いて活躍している。 絶えず変化するスタイル、直感的で自由な感覚と奇抜なテーマにより、世間が持つ一般的な懸念や定義をうまく回避してきた。シェーンボーデンはよく、ステロイドを注射したアンディ・ウォーホル、新しいダミアン・ハーストに例えらる。 時には自分自身の名前に加え、時には自分自身の名前に加え、自身の分身であるアーティスト名、Mofisto, S&B, Aw.then.tik.8.ed, Yves Kaiser, Bakku-shaneとなって作業を行う。前イギリス首相のトニー・ブレアから雑誌社Vogueの会議室に至るまで、彼のアート作品はジャンルを問わず世界各国の著名なコレクターから幅広く愛されている。シェーン・ボーデンの作品は、フランスの芸術アカデミー公式展覧会の審査員によって落選させられた作品を集めた展覧会『Salon Des Refusees』で複数回にわたりファイナリストにノミネートされ、Archibald賞とDoug Moran Portrait賞を受賞している。
 
ミスターブレインウォッシュ
ミスターブレインウォッシュ

ミスターブレインウォッシュ

フランス生まれ、ロサンゼルス在住のストリート/ポップ・アーティスト、ミスターブレインウォッシュことティエリー・グエッタ。約10年に渡ってポップ・アーティストとして活躍しているブレインウオッシュのフィールドは、ストリート、ギャラリーに限らず、映画など、あらゆるシーンへ広がっている。2006年、ウィート・ペイストやスプレー缶、ブラシやペンキ入りのバケツ、そしてビリー・ホリデイからジョン・レノンに至る、人々から長年愛されるアイコンのステンシルやポスターを抱え、ミスターブレインウォッシュはストリートで活動開始すると、パリとロサンゼルスで瞬く間に注目を集めることに。アンダーグラウンドから一気に踊り出た彼は、萌芽するストリートアート・シーンにおいて有名な存在となった。2010年1月にサンダンス映画祭でデビューを飾った、英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト、バンクシーのドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』における主題でもある。バンクシーは、ティエリー・グエッタのストリートアートの未編集の素材を使い、今までバンクシーを撮影してきた1人の男(ティエリー・グエッタつまりミスター・ブレインウォッシュ)にカメラを向けた。このコラボレーションは、結果として、ある部分は次の段階への道のりとなり、またある部分は、人々から熱く期待されるハイプなアート世界に触れた、すぐれたドキュメンタリーとなった。同作は瞬く間にカルト・クラシック作品 となっただけでなく、2010年の最高の映画の1本と評され、数々のアワード、そしてアカデミー賞にノミネーションされた。彼のコレクターの中には、ハリウッドセレブ・超大物アスリート・ミュージシャン・有名著名人も名を連ねている。マドンナ、パリス・ヒルトン、デヴィット・ゲッタ、ジョニー・デップ等数えきれないVIPに愛されるアーティスト。
「*NEW YORK GALLERY 公式サイトより引用」

 

店舗情報
『NEW YORK GALLERY OSAKA』

場所:〒550-0015大阪府大阪市西区南堀江1-11-21 StoRK南堀江 1F
営業時間:12:00-20:00
電話番号:06-6575-9195

 

シェア / 保存先を選択