”普通”に生きるって難しいこと…!? 熊本の劇団きららが新作公演『はたらいたさるの話』

ニュース
2016.10.20
『はたらいたさるの話』

『はたらいたさるの話』

昨年、劇団創立30周年を迎えた熊本を代表する劇団きららが、今年4月に上演した『ガムガムファイター』に続き、11月に新作公演『はたらいたさるの話』を上演する。

み~んなさるまねだよ~

40歳を過ぎても「普通」になれない女・エリカ。
日々募る疎外感・劣等感を、「硬そうな壁」を殴ることで慰めている。
しかし、ひょんなことから私服警備員…つまり万引きGメンを勤めることに。
あんな人があんなことを!
普通に見えていた世界を違う角度から見る日々。
「実は普通でない面々」の抱えるあれこれに、元来の好奇心がむくむくと湧き上がり始める…!

劇団きららは1985年の旗揚げ以来、一貫して代表・池田美樹のオリジナル作品を上演、新作を作り続けている。常に「その時々の社会を切り取る視線」と「小劇場ならではの表現」を念頭に置きながら作品を世に送り出している。近年は40代にスポットを当て、病気や失職、遺産分配など「大人ならではの悩み」をユーモラスに描き、20代から60代以上の方まで幅広い世代の方々から共感の声を得てきた。

『はたらいたさるの話』

『はたらいたさるの話』

今回のテーマは「普通」と「倣う(ならう)」。ゴミ出しができない。学校に行けない。恋愛してない。貯金がない。税金収めてない。世間一般では“普通”と言われる生活のひとつひとつが“普通”にできず、「ちゃんと生きられない」に繋がっている人たちに注目し、今の世の中、このような人たちが増えていて、ちゃんと“普通”に生きている人たちとの拡がる様々な格差が生まれていること、「さるまね」はよくない言葉だが、人はみな、真似ること……倣うことで人生のコマを進めているのではないか、と語りかける。

出演は、オニムラルミ、有門正太郎、はまもとゆうか、磯田 渉、池田美樹。池田曰く「不器用お墨付き」の面々が集結したということだ。九州在住の方はもちろん、少し足を延ばせば劇場に行ける方々にオススメしたい。

公演情報
劇団きらら「はたらいたさるの話」

【熊本公演】 第58回熊本県芸術文化祭参加事業/第42回熊本演劇フェスティバル参加作品
2016年11月11日(金)~17日(木)ギャラリーキムラ
【福岡公演】
2016年12月10日(土)、11日(日)ゆめアール大橋 小劇場

■作・演出 池田美樹
■舞台監督:有門正太郎(飛ぶ劇場)
■出演:オニムラルミ、有門正太郎(飛ぶ劇場)、はまもとゆうか(大帝ポペ)、磯田 渉(不思議少年)、池田美樹
■公式サイト:http://www.gkirara.com/

 

シェア / 保存先を選択