人類の犯した「愚行」を紹介する展覧会『百年の愚行展』

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2015.8.18

『百年の愚行展』が、8月22日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催される。

同展は、書籍『百年の愚行』および同書の続編となる『続・百年の愚行』の展覧会。2002年に刊行された『百年の愚行』は、20世紀に人類が犯した愚行を10に分類し、写真やエッセイ、コラムで紹介した書籍だ。昨年に刊行された『続・百年の愚行』は、アメリカ同時多発テロ事件や「3.11」にまつわる事象を含む21世紀以降の「愚行」を約50点の写真を通して紹介している。

『百年の愚行展』は、21世紀に入った現在もなお続く暴力、環境破壊、経済格差といった問題について議論し、行動するきっかけづくりとして開催。2冊の書籍で紹介された20世紀から21世紀にかけての愚行を象徴する写真を展示するほか、国内外で現在進行している様々な動きについても映像を使って紹介する。展覧会のアートディレクションは佐藤直樹(Asyl)が担当する。

また、会期中の毎週金曜に様々なトークイベントを開催予定。8月28日はコピーライターの並河進、9月4日は弁護士の山田正彦、9月11日は『百年の愚行』に寄稿している小説家の池澤夏樹が出演する。そのほかのイベントの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『百年の愚行展』

2015年8月22日(土)~9月27日(日)
会場:東京都 秋葉原 3331 Arts Chiyoda 1階 3331Gallery
時間:12:00~20:00
料金:無料

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