菅田将暉と小松菜奈が水の中をただよい原作と重なる 原作愛あふれる『溺れるナイフ』プロローグ映像
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(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
11月5日公開の映画『溺れるナイフ』から、プロローグ映像が公開された。
『溺れるナイフ』は累計発行部150万部以上を誇る、ジョージ朝倉原作の同名人気コミックの実写映画化作品。第24回日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞した気鋭の若手・山戸結希監督がメガホンをとり、10代の少年少女たちのわずかな時間の謳歌・挫折・再生を描く。劇中では菅田演じる気まぐれで傍若無人な態度の長谷川航一朗(コウ)が、小松演じるクラスメイト夏芽の類まれな美しさに惹かれていく。
解禁された映像は、作品の導入部にあたる夏芽とコウが海に飛び込むシーン。二人が海に潜ったあと、その姿に重ねてメインタイトルが登場。小松の印象的なモノローグがつづく。この描写は、原作『溺れるナイフ』の単行本1巻の第1話の1シーンを再現しており、モノローグも原作冒頭のナレーションを引用して読誦したものだという。タイトルロゴもやはり原作のものを使用し、実写と原作が融合するかのような画が展開する。
メガホンをとった山戸結希監督は、原作について「中学生の頃からリアルタイムで読んできて、一緒に生きてきたみたいでした」「『溺れるナイフ』を原作としたとき、その中で描かれている感情でわからないものは一つもなかった」と自らの経験とともに語っている。また、「溺れるナイフをそのまま再現するような実写映像化は、確かに不可能かもしれないと思いました」と話しつつも、「それでも、未来の誰かの血肉にしてもらえるような、かけがえのない青春映画を作るなら可能性は大いにあると思いました。この時代から、一緒に生きてゆきたいと女の子が思いたくなる、今この時代に生まれるみずみずしい映画として育っていってほしいです。全国の女の子に溺れてもらいたいです」と作品への愛を明かしている。
映画『溺れるナイフ』は11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショー。
映画『溺れるナイフ』
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
脚本:井土紀州 山戸結希
製作:依田巽 企画:小竹里美 瀬戸麻理子
プロデューサー:朴木浩美 COプロデューサー:永田博康
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
製作:「溺れるナイフ」製作委員会
企画 製作幹事 配給:ギャガ
企画協力 制作プロダクション:松竹撮影所
制作協力プロダクション:アークエンタテインメント
【あらすじ】
東京から転校してきた美少女モデルの夏芽は強烈なオーラを放つ地元の少年コウに出会い一瞬にして惹かれていく。コウも夏芽の美しさに同類の力を感じ、ぶつかり合いながらも付き合うことに。しかし、火祭りの夜にある悲劇が二人を襲う・・・。深く傷つきコウと別れてしまった夏芽。孤独な彼女を救ったのは同級生の大友だった。彼の優しさに癒されながらも、コウに急接近する幼馴染のカナに心を乱され、行き場を失う夏芽。そんなある日、芸能界復帰のチャンスが訪れる―。夏芽の決断は?コウの想いは?永遠を信じていた二人の恋の行方は?
原作:ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別冊フレンド」刊)
(C)ジョージ朝倉/講談社 (c)2016「溺れるナイフ」製作委員会
公式サイト http://gaga.ne.jp/oboreruknife/