「常識」なんて壊しちゃえ!楽劇座の名作・前代未聞の禅コメディ『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』待望の再演決定!【動画1分】

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2016.10.28
(C)楽劇座「エッフェル塔は今日も3.5度傾いている」

(C)楽劇座「エッフェル塔は今日も3.5度傾いている」


楽劇座が再演を重ねて来た禅コメディ『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』が、11月18日(金)~21日(月)に新宿のTHEATER Rrose Selavy(シアターローズセラヴィ)にて新キャストで再演される。

女性のみで構成され、既成の演劇ジャンルに囚われず、唯一無二の世界観が展開される楽劇座(がくげきざ)。

その楽劇座ワールドの決定版とも言える『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』が新キャストを迎えて再演される。

『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』は一見、POPでキュート、おふざけ感満載の作風ながら、その中身には哲学や禅の思想が所狭しと詰め込まれている。「常識」を壊すような痛快な舞台は初演時から好評を博し、再演を重ねてきた。

4度目の再演となる今回は初めて新キャストが出演。初演からシャルロット役を好演している五條なつきを筆頭に、新たなメンバーが楽劇座の定番とも言える「エッフェル塔ワールド」に新たな風を巻き起こす。


STORY

天上天下唯我独尊!!
「常識」なんて壊しちゃえ! 
私が死んだら世界も終わる!? 
今日も地球は人の数だけ廻ってる。

パリ(?)のアパートメントで繰り広げられる、演劇構造の根本をひっくり返す一休さんもびっくりな禅コメディ!鬼才・関口純の面目躍如。衝撃のラスト(?)を見逃すな!楽劇座伝説はここから始まった。

他では絶対に観られない楽劇座ワールドの金字塔、新キャストでの再演決定!!

 

お客様の声

絶妙なキャラクター設定に、脈絡がないのになぜか違和感もないストーリー展開、様々なタイプのギャグの連発、最高に楽しめました。(20代女性)

大筋はシャルロットがこけしちゃんを連れてきて揃った3人が部屋で話したり、踊ったりしてるだけなんだけど、そこかしこに「おや?」っと疑問に思う表現があるんですよね。しかしその”違和感”はひとつも舞台の上では説明はされずに進むという・・・・舞台では説明はないけどこの”違和感”たちはみんな「普通とはなんぞや?」と観る側に訴えかけてくるんですよね。舞台に登場した3人は価値観がまるでバラバラだけど、お互い持っている価値観を否定するシーンなかったから、「普通」はその人間の数だけある。これが正解だと思う。でもその人間たちの中でも「これが普通だ」と思うもが被るときがよくあるんですよ。それが「一般的に考えられる普通」。この圧倒的多数の人間が共感する 「一般的な普通」は「個人の普通」を時に「おかしい、間違ってる」とか「変」とかいって抑え付けるんですよね。人はひとりでは生きていけないから、どこかのコミュニティにいる為には ある程度「一般的な普通」を身につけていないと生き辛いですよね。とてもシャルロットのようにフリーダムに生きていけない・・・。でも、「一般的な普通」を他人におしつけたくもない。お互いの「普通」を否定せず寄り添って生きていけたらいいな…と思いました(*´v`)こけしちゃんの背中に張り付いた「一期一会」の張り紙の精神を大切にしたいですね!この舞台、コメディ調で笑えるストーリーなのにかなり考えさせられました。(30代女性)

とても楽しかったです!ストーリーが頻繁に脱線する一方で、最後まで飽きさせないというのは凄いな~、と思います。書くという行為は頭を使うので、普通は一定の枠組みに収まるわけですが、常にその枠組みを壊そうと企ててるわけですよね。かといって、話の筋がまったく破綻しているわけではなく、つながりがある。ああいう話を構想できるのは、本当に凄いな~、と感嘆した次第です。(30代男性)

笑いっぱなしでしたが、その裏に隠されたメッセージを考えると別の面白さが見えてきます。革新的な作品です。(40代男性)

(C)楽劇座「エッフェル塔は今日も3.5度傾いている」

(C)楽劇座「エッフェル塔は今日も3.5度傾いている」

詳細は公式サイトで!

(文:エントレ編集部)

公演情報
楽劇座第61回公演『エッフェル塔は今日も3.5度傾いている』
【作・演出】関口純
【出演】五條なつき、齋藤蓉子、大西佐依
2016年11月18日(金)~21日(月)/新宿・THEATER Rrose Selavy(シアターローズセラヴィ)
エントレ
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