鴻上尚史の新作は“抱腹絶倒の爆笑悲劇” 主演に山本涼介を迎えての舞台が開幕間近

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2016.11.9

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鴻上尚史(作家・演出家)のプロデュースユニット「KOKAMI@network(コーカミネットワーク)」の第15回公演『サバイバーズ・ギルト&シェイム』が2016年11月11日(金)から12月4日(日)まで紀伊國屋ホールにて上演される。

『サバイバーズ・ギルト&シェイム』とは、戦争や災害でかろうじて生き残った人が、死んでしまった人達を思い、生きていることに感じる罪悪感と恥ずかしさのことだ。

主演は、現在放送中の『仮面ライダーゴースト』(EX系)で仮面ライダースペクター/深海マコト役として出演、またMEN'S NON-NO専属モデルなど活躍の場を広げ、本作が舞台初主演となる山本涼介。その恋人役に、確かな演技力でテレビドラマ・舞台と話題作への出演が続き、科学情報番組『サイエンスZERO』(NHK)にてメインナビゲーターを務める南沢奈央が決定している。

共演に、本格ミュージカルに多数出演し、音楽活動も精力的に展開する伊礼彼方、コントからシリアスな役柄まで幅広くこなし、今春放送された『99.9 -刑事専門弁護士-』での独特の存在感も記憶に新しい片桐仁、伝説の劇団「第三舞台」を鴻上とともに結成し(1981年)、劇団解散(2012年)後も舞台・ドラマ・映画で活躍を続けるベテラン俳優・大高洋夫と、同じく劇団「第三舞台」で看板女優として活躍し、オンエア中の大河ドラマ『真田丸』の「おこう」役で注目を集める長野里美が名を連ねる。

鴻上尚史(作・演出)コメント
未来、戦争が起こり、戦場から故郷に帰ってきた若い男が、両親に「僕、死んじゃったよ」と陽気に微笑む所から物語は始まります。けれど、男は自分は幽霊ではないと言います。ただ、死んでいるのだと。人間は想像を超えた出来事に襲われた時、「この世界は現実でない」と思い込んで生き延びようとします。それが不可能な時は、「私は現実でない」と決意するのです。
素敵な俳優が集まってくれました。期待の若手、エネルギッシュで真面目な山本涼介さん、若いのに演技力が魅力的な南沢奈央さん。見事な歌と演技力の伊礼彼方さん、笑いと安定の片桐仁さん、『真田丸』で話題の長野里美さんと信頼の大高洋夫さん。
この6人で創り上げるのは、「生き延びてしまった罪と恥」と向き合い、格闘し、笑い飛ばす抱腹絶倒の爆笑悲劇です。

 

タイトルから感じとることができる印象は悲しくつらいものだが、これを鴻上は多彩なキャストで「抱腹絶倒の爆笑悲劇」として上演する。果たしてどのような内容になるのか。公演が待ち遠しい。


鴻上尚史&山本涼介インタビュー

公演情報
サバイバーズ・ギルト&シェイム
 

 
日時:11月11日(金)〜12月4日(日)
場所:紀伊國屋ホール
作・演出:鴻上尚史
 
<出演>
山本涼介
南沢奈央
伊礼彼方
片桐仁
 
大高洋夫
長野里美
 

 
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