早乙女友貴の主演舞台『TOU-JYUKAI-DEN-□』は相互理解をテーマにした鈴木茉美のシリーズ作品
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來河侑希主催の舞台制作団体「はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ」が、新作『TOU –JYUKAI-DEN-□』(とう じゅかいでん)を、2017年1月29日(日)~2月7日(火)全労済ホール/スペース・ゼロ(東京)、2月18日(土)~2月19日(日)に近鉄アート館(大阪)の日程で上演することを発表した。本作は、「JYUKAI-DEN」シリーズ最終章として演出家・鈴木茉美が書き上げた新作となる。
同舞台は2016年12月20日~25日までウエストエンドスタジオで上演を予定している『JYUKAI-DEN-KINGS-』から11年後の物語で、いわゆる“続き物”作品ではないので、本作から観たという人にも楽しめる内容になっている。
相互理解をテーマにそれぞれ特殊な呪いを持った「賢者の末裔」と、特異な体質・風貌をした「鬼」の相容れない人々の歴史を描いたアクションエンターテイメント作品である本シリーズは、過去4作はすべて過去に遡る構成となっていた。しかし最新作となる本作は、これまでの作品で描いてきた結果が生み出した世界を描いたストーリーになるとのこと。
早乙女友貴
主演を務めるのは、幼少の頃より大衆演劇「劇団朱雀」公演で多くの舞台に立ってきた、実力派俳優の早乙女友貴。そして作品の脇を固めるのは、三谷幸喜演出舞台『エノケソー代記』への出演を控える俳優、春海四方だ。
そのほか、ニナガワ・スタジオに入団し、串田和美演出『メトロポリス』に出演中の大石継太、同じくニナガワ・スタジオに入団し、蜷川幸雄の元で多くの経験を積んだ塚本幸男。イキウメ『太陽』などの舞台に出演する有川マコト(劇団HOBO)。安定の存在感を見せるベテラン有馬自由(扉座)。
さらに鍛治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)、鈴木翔音(StudioLife)、栗原功平(スーパーエキセントリックシアター)、久保田創(北区AKT STAGE) 、田中精(30-DELUX)など多数の劇団から実力派俳優が顔を揃えた。
注目すべきは身体能力の高い人気若手俳優メンバーだ。舞台『プリンスオブストライド』で主演キャストを務める伊崎龍次郎をはじめとした、柏木佑介、伊勢大貴、校條拳太朗、栗田学武、本田昂也、佐川祐平らが名を連ねている。
主催の來河は「ベテランの俳優から若手俳優まで多くの役者が初めての共演をします。皆それぞれの作品、劇団、カンパニーで、独自のスタイルを積み重ねて成功して来た方々。そして本作『TOU-JYUKAI-DEN-□』は相互理解がテーマなので、ポジティブな個性を出しきった上での相互理解をして頂き、面白い化学反応を起こして欲しい」とコメントした。
【東京公演】※全労済ホール/スペース・ゼロ提携公演
1月29日(日)〜2月7日(火)14st
2月18日(土)、2月19日(日)3st
近鉄アート館
主演: 早乙女友貴
◯プレミアムシート:9800円
※限定グッズ(限定 2Lブロマイドセット【非売品】)