「からだ」を考える『Re:解体新書』展にヴィヴィアン佐藤、サエボーグら

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アート
2016.11.21

展覧会『Re:解体新書』が2017年3月5日まで広島・福山の鞆の津ミュージアムで開催されている。

江戸時代に杉田玄白らが人体の仕組みを知るために医学書『ターヘル・アナトミア』を翻訳した書物『解体新書』。同展では人体に宿る可能性を複層的に理解し、新たな体の見方を肯定していくため、多様な「からだ」の在り方を表現している作品群を展示する。

出展作家は上野良太、岡雪江、渡辺航一郎、タナカマコト、winky.ω、Verg、Kanoguti、39819、鈴木智、ヴィヴィアン佐藤、サエボーグの11組。ヴィヴィアン佐藤は自身で創作し、身につけるウィッグを題材とした作品を発表するほか、サエボーグは「火」をかたどった着ぐるみの作品『HISSS』を展示する。

会期中は関連イベントを実施。1月29日に茂木健一郎によるトークが行なわれるほか、3月4日には日用品を使ってウィッグを作るヴィヴィアン佐藤によるワークショップが開催される。

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