BOYS AND MEN、それぞれの視点から新アルバムを紐解く　2016年を振り返ったにぎやかトークも！

――嬉しいことばかりですね。ちなみに、残念ながら本日欠席の小林さんに関して、この1年でみなさんが感じたことは？

水野：今年1年で、さらにオトメンぶりが上がられましたねぇ。フラワーアレンジメントを始めたり、サングリア（果物を漬けた赤ワイン）を家で作ったりとか……あと、この間彼の家に行ったら、シャンデリアみたいな照明があって、『美女と野獣』に出てくるような燭台？みたいなものがテーブルに置いてあって。

辻本：しかも、冷蔵庫のふちになぜかファーをあしらっていてね。

土田：特殊なデコレーションだな（笑）。

辻本：僕ら9人は気づいているけど、たぶん……センスは悪いっすね！（笑）

本田：本人は満足気だからいいんですけどね（笑）。

辻本：ま、部屋のオシャレ具合でいったら、ゆーちゃむ（小林）か俊くん（田中）かっていう。

田中：……方向性違うから！（笑）

吉原：あと、最近（小林の）髪の毛が爆発されて。

平松：大阪のオバチャンみたいだよね（笑）。

勇翔：金たわしみたいでもある（笑）。

辻本：（すかさずパーマヘアの勇翔に）お前が言うな♪（笑）

勇翔：いや、俺は焼きそばだから（笑）。

吉原：でも、今年のゆーちゃむは得意な料理を活かして、仕事の幅が広がったよね。

辻本：確かに。滋賀とか静岡で番組を持ったりね。今後は、部屋の飾りつけよりなるべく料理方面で持ち味を発揮してほしいな、っていうメンバーの想いはあります（笑）。

――この記事から、その想いを受け取ってもらいましょう（笑）。さて、1月7日には初の日本武道館単独公演を行うみなさんですが……どんな準備をしていますか？

平松：やっぱり、体力をつけようと思っています。

水野＆辻本：同意見！

平松：ツアーとかで1時間半のステージは経験していますけど、武道館はもっと尺が長くなるし、なんといってもステージが大きいので。相当大きく動かないと後ろの人まで届かないですからね。最後までバテないように走りきるためにも、なにより体力作りをしないといけないなと。

辻本：西川貴教さんのライブを観させていただいたら、全力疾走しながらも歌がブレないしめちゃめちゃ巧くて。目標です！

土田：僕は、正直に言いますとダンスがまだまだなので。初の武道館でいいパフォーマンスを届けられるように、集中的にダンス練習をしています。

勇翔：僕は歌。長時間のステージに向けて、声の出し方からいろいろ見直して、準備しています。

吉原：体力をつけて、ダンスと歌をさらに磨く。これに尽きるね。

――これまで場数は多く踏んでいるみなさんですけど、初めて武道館に立つにあたって緊張感やプレッシャーはなく？

吉原：ひとりだったら不安もあるでしょうけど、10人いるので、僕らは。これまでも、武道館に立つにあたっても、不安やプレッシャーはないんですよね。

本田：確かにね。あ、賢くんは緊張するんやな？（平松の表情を見て）

平松：うん（笑）。でも、大丈夫！

田村：あとは、武道館公演に向けて、ギリギリまで宣伝をすることだよね。

本田：そうだね。残された時間、全国をできるだけ飛び回りたいなと思います。

田中：まだまだボイメンのことを知らない人もいるわけで、少しでも知ってもらわないとね。名古屋生まれの僕らにとって、武道館は大きな壁だとは思うんですけど……それを乗り越えていかないと先はないので。乗り越えていく姿を見てもらって、「ボイメンっていいな」って思ってもらえるように、本番はもちろん、本番に向けても全力を注ぎます！

取材・文＝杉江優花　撮影＝西槇太一