the peggies メジャーデビューを発表し、8年間の軌跡をたどったワンマンライブ

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The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

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宣戦フ告 fainal (もうすぐクリスマス) ~ミクに祈りを、マキコに愛を、ゆうほにお寿司を!!~
2016.12.8 渋谷CLUB QUATTRO

「ステージに立ってる人が何か言ったら、意味がわからなくてもとりあえず『イェーイ!』って返す。これ、ライブハウスの常識!」

ステージはまだ無人だが、北澤ゆうほ(Vo/G)の軽快なMCが、マイクを通して渋谷QUATTROの会場に響き渡る。そして、アイドル顔負けのテンポのいいキャッチフレーズで、メンバーが一人ずつ登場。「身長153cm」の大貫みく(Dr.)、「足の長さ153cm」の石渡マキコ(Ba.)、そして「体重153kg」の北澤と、冒頭からお茶目なthe peggies節が炸裂だ。

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

2016年は、夏に開催されたclubasiaでのワンマンライブを超満員でソールドさせたほか、10月には初シングルとなる「スプートニク/LOVE TRIP」も発売するなど、精力的な歩みを見せた彼女たち。この日は、長年続けてきた自主企画『宣戦フ告』がファイナルを迎えるということで、中学2年生でバンドを結成してからの8年間の軌跡を振り返るようなライブを展開してくれた。

序盤から、ポップナンバー「カウンター!」で北澤のハイトーンボイスが響き渡り、フロアを沸き立たせる。続く「MOTTO」では、爽やかな疾走感のある楽曲が、ステージを染めるブルーの照明と相まってとても美しい。そんなポップチューンから打って変わって、北澤が「peggiesの個性を見られるような3曲を聴いてもらえたら」と披露したのは、「ときめき▽シンフォニー」「青春なんかに泣かされて」「ブリキ」の3曲だ。遊び心溢れる表情豊かな楽曲展開からは、彼女たちの引き出しの多さが強く感じられる。「ワンマンライブなので、普段のライブではあまりやらないような曲もいろいろやっていきたいと思います」ということで、往年のファンにとってはうれしい内容になりそうだ。
※▽=白抜きハートマーク

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

QUATTROは、夏にソールドした『宣戦フ告 vol.5』のclubasiaと比べると、キャパシティが2倍以上ある。そのため、メンバーも開催が決まった際には、動員に関して不安な想いも抱えていたようだ。しかし、「初めてライブに来た人は手を挙げて」と会場に問うと、この日集まった観客のうち、半分ほどがthe peggiesのライブ初参戦者だったとわかる。「結果が出てますね! やってる甲斐がありますね!(笑)」と、北澤は満面の笑みを見せた。

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

その後のパートでは、中学3年生でthe peggiesの初めての曲となった「宇宙の果てまで手を繋いで」と、同じく初期楽曲の「アイラブユー」を披露。続くMCでは、中学2年生でバンドを結成してから、現在までの8年間を振り返った。「さっき演奏した2曲は、高1の時に出演した『EMI ROCKS』のオープニングでも演奏した曲なので、当時を思い出して懐かしい気持ちになりました」と、石渡。大貫は、高校の軽音部に3人で所属していた頃は部活動にやる気がなく、そんな態度について先輩から注意をされたことがきっかけで、3人そろって退部してしまったというエピソードで会場を笑わせる。

北澤の、「今まで地味に活動していたんですけど、8年経ってこんなにたくさんの人の前でやれてうれしいです。みなさん、まだまだいけますかー!」という一声から、ステージは後半戦に突入。イントロのインスト部分で、うねるようなベースラインで石渡が魅せる「MOTTO」は、変拍子も入り、コード展開も非常に実験的な1曲だ。「JAM」「花」と続き、北澤の弾き語りからはじまる「いきてる」と、後半パートも特徴的な楽曲が並ぶ。1曲1曲、アレンジや展開に丁寧に変化がつけられていて、彼女たちが持つ多彩な表現が繰り広げられる。そうした一癖も二癖もあるアプローチによって、北澤が紡ぐストレートな歌詞や歌唱、バンドの芯を流れる“ポップさ”が、よりいっそう映えるように感じられた。

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

ハイテンションな四つ打ちソング「ちゅるりらサマフィッシュ」「LOVE TRIP」で再び会場に火をつけ、「来年も再来年も、もっと大きいところで出来るように頑張ります!」と言い放つ。ラストは、エモーショルで爽やかなボーカルが響き渡るキラーチューン「スプートニク」。オーディエンスも巻き込んで、本編を締める。

アンコールのMCでは、来年春の新譜リリースのタイミングで、メジャーデビューすることをファンに発表。また、「スリーピースの女の子バンドにピッタリな日をおさえました!」と、ひな祭りである2017年3月3日に東京・TSUTAYA O-WESTでの自主企画ライブが決まったこともアナウンスした。作詞作曲センスや歌唱力に加え、トークスキルも100点満点の北澤。どっしりした演奏でアンサンブルを支えつつ、時にはメインメロディーにもなるような巧みなベースラインも披露してくれる石渡。小柄ながらもアグレッシブなドラミングで、コーラスの安定感も抜群の大貫。3人のメンバーそれぞれが強みを持つ彼女たちが、メジャーデビューに向けてこれからどのような成長を見せてくれるのか。2017年も、the peggiesから目が離せない1年になりそうだ。

取材・文=まにょ
撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

The peggies 撮影=西田航(WATAROCK)、河邉有実莉(WATAROCK)

 
 
セットリスト
『宣戦フ告 fainal (もうすぐクリスマス) ~ミクに祈りを、マキコに愛を、ゆうほにお寿司を!!~』
2016.12.8 渋谷CLUB QUATTRO

1. カウンター!
2. MOTTO
3. ときめき▽シンフォニー ※▽=白ヌキハートマーク
4. 青春なんかに泣かされて
5. ブリキ
6. 宇宙の果てまで手を繋いで
7. アイラブユー
8. ATOM
9. JAM
10. 花
11. いきてる
12. ボーイミーツガール
13. ちゅるりらサマフィッシュ
14. LOVE TRIP
15. スプートニク
[ENCORE]
16. ハートビート
17. グライダー

 

ライブ情報
宣戦フ告 fainl (もうすぐクリスマス) ~ミクに祈りを、マキコに愛を、ゆうほにお寿司を!!~
2016年12月8日(木)渋谷CLUB QUATTRO
open / start 18:15 / 19:00
スタンディング ¥3,000 (1ドリンク別)

年末調整GIG 2016
2016年12月23日(金・祝)名古屋CLUB QUATTRO
open / start 14:00 / 15:00
<出演>
the peggies、赤い公園、a flood of circle、and more…
<ticket>
スタンディング ¥3,000 (1ドリンク別)
チケット発売中


AFOC x Shelter presents
"ROCK'N'ROLL NEW SCHOOL <'16-'17 Count Down Party!!!>"

2016年12月31日(土)下北沢SHELTER
open / start 18:30 / 19:00
<ticket>
前売 ¥3,300 / 当日未定(ドリンク代別途)
<出演>
a flood of circle
ゲスト:Walkings / 黒猫チェルシー / the peggies / SCOOBIE DO / Slimcat
DJ:片平実


ペギまつり vol.1
2017年3月3日(金)TSUTAYA O-WEST
OPEN 18:15 / START 19:00
[TICKETS]
スタンディング ¥3,000 (1ドリンク別)
[出演者]
the peggies etc
オフィシャル先行(抽選)
受付期間:2016/12/13(火)12:00~2016/12/18(日)23:59
受付URL:http://eplus.jp/peggies1208fl/
抽選結果確認:2016/12/20(火)13:00~2016/12/21(水)18:00
「申込み状況照会」 からご確認ください。
メールでも抽選結果をお知らせいたします。
入金期間:2016/12/20(火)13:00~2016/12/22(木)21:00
 
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