葛飾北斎の「冨嶽三十六景」が西陣織ネクタイになった!
日本の伝統工芸の継続を願う西陣織から生まれた国産ブランド「FORTUNA Tokyo」。日本の伝統にトレンドを融合させた“和モダン・クラシック”で、西陣織ネクタイから始まり京扇子、革小物、メンズウェア、レディースウェアなど幅広く展開している。
12月12日(月)には、「18.HOKUSAI 西陣織ネクタイ」(10800円)を発表。葛飾北斎の傑作である「冨嶽三十六景」をモチーフとした、西陣織ネクタイを販売する。
「18.HOKUSAI」は、日本を代表する浮世絵師の葛飾北斎をモチーフとしてデザインされたネクタイ。表地は富士山と桜の小紋柄で和を代表した柄で、ビジネスでも着用しやすいような落ち着いた配色となっている。
カラーは日本の伝統色にこだわり、紺青・赤・黒の3色展開。北斎が多用した紺青(こんじょう)と赤富士をイメージしたえんじ、モード感のある黒のバリエーションとなった。
大剣の裏にある裏地は、北斎の代表作「冨嶽三十六景」をプリント。裏地をあえて“派手”にすることで、日本人の見えないところにもこだわる「ニッポンの粋」を表現している。
デザイナーの木場彰子さんは、「北斎は浮世絵師として世界に影響を与えた唯一無二の存在。先月すみだ北斎美術館もオープンし、日本のパスポートも2019年度から北斎のデザインにチェンジする節目を祝い、心からのリスペクトをこめて、西陣織とタイアップさせて頂きました」とコメント。
富士山とさくら柄という和柄ながら、職場でも気軽に着用できるモダンな仕上がり。木場さんも、「クリスマスプレゼント等ギフト需要のニーズに応えるとともに、西陣織×北斎が国内だけでなく海外へのお土産としても喜ばれるように、ニッポンの物づくりが世界に誇れるようにとの願いを込めてつくりました」と思いを明かしている。
「“Hoping that your beautiful personality blooms.”(個性が美しく花咲くように。)」と記されたメッセージカードも付属。日本の誇りを締めて出かけられるだけに、贈り物として国内外問わず、喜ばれる一本になるはずだ。【ウォーカープラス編集部/コタニ】