サ上と中江、フリースタイルラップも披露したラストライブ「終わるとか本当あり得ない」

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2016.12.15
サ上と中江「支配からの卒業」東京・LOOP公演の様子(提供:Melody fair Inc.)。

サ上と中江「支配からの卒業」東京・LOOP公演の様子(提供:Melody fair Inc.)。

サイプレス上野と中江友梨(東京女子流)によるユニット・サ上と中江が、12月9日に東京・LOOPでワンマンライブ「支配からの卒業」を実施した。

2014年10月より全6回にわたり放送されたMTV JAPANの番組「サイプレス上野と中江友梨の青春日記」から活動をスタートしたサ上と中江。昨年5月にミニアルバム「ビールとジュース」をリリースし、毎月東京・渋谷パルコの2.5Dスタジオにてイベント「サ上と中江の続・青春日記」を行うなど定期的な活動を展開してきた2人は、11月30日発売のフルアルバム「夢見心地」と今回のライブをもってユニットの活動に終止符を打った。

2人の最後の勇姿を見ようと詰めかけたマイメン(サ上と中江のファンの呼称)で満員となった今回の公演では、BEAT武士(STERUSS)が最初に登場。彼が曲を流し始めると、ステージ後方の巨大なスクリーンに映し出された映像が音楽とリンクしていく。その後サ上と中江もステージに現れ、1曲目に「よっしゃっしゃっす」を投下。勢いよくライブをスタートさせた2人は、東京女子流の庄司芽生をゲストに迎えた「マイメン」でフロアの熱気を高める。中江は庄司とコラボダンスを繰り広げ、踊りの実力の高さをアピール。さらにレコーディングでラップができずに泣いたといういわくつきの「売命行為」もサ上と共に見事にこなしてみせた。長尺の関西弁のラップが特徴的な「マイホームタウン」では、福岡から駆けつけたLinQの元メンバーの深瀬智聖が登場し、自身の出身地である熊本県についてのラップで会場を盛り上げた。

MCでは「夢見心地」の初回限定盤に付属するDVDに収められている、中江がサ上の住居を訪ねる企画「中江友梨、ドリームハイツへ行く」の収録の話題に。中江は「『マイホームタウン』(の歌詞)で『駅から徒歩50分』って言ってたのに2時間かかったよ!」とサ上を責めて困惑させる。また彼女は「タケちゃんはシャイだからなあ」というBEAT武士への強引ないじりから「Too Shy Boy」へつなげるなど、自由にステージを展開した。

続けて「WE GOTTA GO」を歌った2人は、観客からの質問に答えるコーナー「それな!」を実施。「もし誰かとタッグを組むとしたら」との問いに中江は「私はやっぱり上ちょかな。上ちょは誰? 誰を言っても私は機嫌悪くならないよ」とコメントする。それに対しサ上が「中江……やっぱり(庄司)芽生ちゃん!」と答えると、中江は「マジないんだけど! 終わったら覚えとけよ!」と宣言に反して機嫌を悪くした。ほかにも「活動の最初の頃はお客さんの指す親指が下を向いていたが、今は上向きになった」という話や、「今日のパンツの色」についてのトークが飛び出し、サ上と中江らしいリラックスした空気が場内に広がった。 

「それな!」のコーナーに続いて「SO.RE.NA」が披露されたのち、中江は今回のライブに向けてサ上から宿題として課されていたフリースタイルラップに挑戦。O.C「Time's Up」のビートに合わせて「サ上と中江、終わるとか本当あり得ない、終わらせたくない」とラップをパフォーマンスしていく。卒業について歌った「さいごの宿題」のあと場内が暗転し、再び照明が点灯するとサ上1人がステージに。「あれ、さっきまで女の子とラップしてたはずなのに、あれは夢だったのか……中江!」と叫ぶ彼のもとに、「夢じゃないよ!」と中江が駆け寄り、2人で「To Be Continued」を歌唱した。出会いと別れを表現したこの曲を歌い終えた中江は「やっぱり……ちょっと寂しい! 終わるまでは泣かないでおこうって思ってたのに! さっきの曲のときは我慢してたのに!」と思わず涙を流す。そして2人は最後にこの日2回目の「SO.RE.NA」を披露し、3年間の活動に幕を閉じた。

なおサ上と中江の公式サイトでは、画面をタップして遊ぶことができる「マイメン」のミュージックビデオが公開されている。

サ上と中江「支配からの卒業」
2016年12月9日 LOOP セットリスト

01. よっしゃっしゃっす
02. マイメン
03. 売命行為
04. マイホームタウン
05. Too Shy Boy
06. WE GOTTA GO
07. SO.RE.NA
08. さいごの宿題
09. To Be Continued
10. SO.RE.NA

音楽ナタリー
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