まだ間に合う!公開前に『ハイキュー!!』の魅力を予習

コラム
アニメ/ゲーム
2015.7.1


バレーボールを題材にした週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「ハイキュー!!」。テレビアニメで放送された第1期の総集編を映画化した前編『ハイキュー!! 終わりと始まり』が7月3日(金)から公開となる。

シリーズ累計1400万部を突破するほどの人気コミックだが、劇場版への期待もかなり高まっているという。一部ファンからは、予告編を見ただけで鳥肌が立つ…と話題になるほどだ。そこで今回は「ハイキュー!!」初心者でもわかる、主要なキャラクターたちの魅力と人気の秘密を紹介したい。

物語の主人公は、かつての烏野高校のエース“小さな巨人”の姿に憧れ、バレーボールを始めた高校1年生の日向翔陽。ポジションはミドルブロッカー。162センチと身長は低いが、瞬発力と跳躍力は桁外れで、相手チームのブロックのいない位置に周りこみ、トスを見ずにスパイクを打つという“変人速攻”を得意としている。

バレーボールの技術はまだまだだが、ギアが入った時の彼は最強。持ち前のバネを活かし、一瞬でコートを走り抜け、ネットより高く飛ぶ日向の姿は、見ていて気持ちがいい。絶対負けないという強いメンタルにも、心を打たれてしまう。

そんな日向の良き相棒となっているのが、正確なトスをあげるセッターの影山飛雄。かつて“コート上の王様”と呼ばれていたほどバレーボールのセンスは圧倒的だ。ワンマンなプレーでメンバーから孤立してしまう過去もあったが、日向と出会ったことで変化していく。日向と影山の連携プレーがうまくいった時は、ため息が出るほどの美しさだ。

彼らのほかにも、普段は優しいが怒ると誰よりも怖いチームのリーダー澤村や、ちょっと気弱な烏野のエースの東峰、チーム最少の身長ながら“烏野の守護神”と呼ばれるリベロの西谷など、個性的なキャラクターが続々と登場。さらに、烏野のライバルと言われる、音駒(ねこま)高校にも、冷静沈着で策略家の主将や、内気な性格だが鋭い観察眼を持つセッターなど、クセ者が勢ぞろいしている。

もちろん「ハイキュー!!」は激しい試合展開も魅力。「キュッキュッ」というコートと靴の摩擦音と共に、次々にスパイクが決まっていくシーンは臨場感たっぷりだ。前述した音駒=“ネコ”と烏野=“カラス”の試合は、それらを存分に味わえる機会なので、見逃さないように。

9月18日(金)からは、後編の『ハイキュー!! 勝者と敗者』が公開になるほか、今秋からはテレビアニメの第2シーズンも開始。まずはその前に、この前編でバレーボールに懸ける男子高校生たちの情熱と魂を感じ取ってほしい!【トライワークス】
 

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