片渕須直監督『この世界の片隅に』が動員60万人・興収8億円を突破! のんが新たに吹き込んだLINE“すずさんボイススタンプ”も登場
-
ポスト -
シェア - 送る
この世界の片隅に すずさんボイススタンプ LINE公式サイトより(一部) (C)K・F/KP (C)non Inc.
公開中のアニメーション映画『この世界の片隅に』が公開7週目をむかえ、累計動員60万人・興行収入8億円を突破。 全国映画動員ランキングで10位をキープするなど好調をキープしている。
映画『この世界の片隅に』は、こうの史代原作の同名漫画を原作に、アニメ『マイマイ新子と千年の魔法』の片渕須直監督が6年の歳月をかけて映像化したアニメーション映画。第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、戦況が悪化していく世の中で大切なものを失いながらも、日々を前向きに生きる女性・すずの姿を綿密な時代考証をもとに描く。主人公・すずをアニメ声優として初主演を果たす女優のんが演じるほか、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔ら多くの才能が同作のために集結。音楽をシンガーソングライター・コトリンゴが担当している。
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
同作の12月24日(土)、25日(日)の週末興行成績は4,500万円、動員は3万人を記録。公開館数は106館となり、初週から43館増加している。正月興行の大作が続々と公開するなか全国映画動員ランキングで10位を守り、トータルでの動員数は60万名、累計興収は8億円を突破した。年明け2017年1月7日(土)からはさらに上映館数が54増え、その後も順次上映劇場を拡大。累計で200館以上での上映が決定しているという。
興行成績以外では、広島国際映画祭2016でのヒロシマ平和映画賞、第38回ヨコハマ映画祭で作品賞&審査員特別賞(のん)を受賞。1月下旬に発表される第71回毎日映画コンクールでは、作品部門、俳優部門・女優主演賞(のん)、スタッフ部門・監督賞(片渕須直監督)、スタッフ部門・音楽賞(コトリンゴ)、アニメーション部門の5部門にノミネートされるなど、映画賞でも高い評価を得ている。
2016年の上映を一通り終え、片渕須直監督から直筆のメッセージも公開された。
片渕須直監督
2016年は、映画「この世界の片隅に」の完成、公開とともに、たくさんの出会いとご縁に恵まれた年になりました。
これからもよろしくおねがいいたします。 片渕須直(監督)
また、本日12月27日より新たに『この世界の片隅に』LINE公式ボイススタンプの配信がスタート。「ここはどこね~いったい」「はてさて弱ったねえ」といった、のんが新しく吹き込んだすずの愛らしい広島弁を楽しむことができる。
この世界の片隅に すずさんボイススタンプ
「この世界の片隅に」がイラスト描き下ろしで登場!片渕須直監督監修の元、すずさん役の、のんさんがスタンプのためだけに全てのセリフを録り下ろしたスペシャル仕様です!※iPhoneの場合、マナーモード時にスタンプをタップすると、サウンドが再生されます。
URL:https://store.line.me/stickershop/home/general/ja
iOS、Android用LINE4.4.0、Windows Phone用LINE3.7以上で使用可能
(C)K・F/KP (C)non Inc.
映画『この世界の片隅に』
声の出演:のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 / 澁谷天外
監督・脚本:片渕須直
原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
企画:丸山正雄 監督補・画面構成:浦谷千恵 キャラクターデザイン・作画監督:松原秀典
音楽:コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎 製作統括:GENCO アニメーション制作:MAPPA
配給:東京テアトル
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。 だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた。