リップスライム、FPMなどのアートワークを担当する『GROOVISIONS』が個展開催　chappieが登場する作品展示も

グルーヴィジョンズの展覧会が2017年1月6日からスパイラルガーデン（東京・南青山）にて開催される。

グルーヴィジョンズは1993年に京都で活動を開始したデザインスタジオ。PIZZICATO FIVEのライブにおけるステージ映像・ヴィジュアルで注目を集め、その後、FPM、RIP SLYMEやHALFBYなど、様々なミュージシャンのCDパッケージやPVのアートディレクションを担当した、デザイン好きのみならず音楽好きにも名の知れたデザインスタジオだ。

音楽関連のアートワークのみならず、出版、プロダクト、ファッションからインテリアまで多様な領域で活躍してきたグルーヴィジョンズ。遊び心のあるクリエイティビティのファンも多い。特に、彼らがデザインしたchappieというキャラクターを目にしたことがある方も多いだろう。chappieは、1999年にはソニーミュージック・エンタテイメントより歌手デビュー、CDアルバムなどもリリースしている。

今回の展覧会では、縦横比5:27の全長13メートルにもなる大型ディスプレイで新作映像が発表される。また、スパイラルカフェの奥にある吹き抜けエリアでは、chappieが登場するインスタレーションも見ることができる。

さらに吹き抜けエリア中央部分では、2016年7月にグルーヴィジョンズが京都にオープンしたセレクトショップ「三三屋（みみや）」が、会期中期間限定で「三三屋 東京支店」として出店される。京都になかなか足を運べずにいた方に朗報だ。

加えて本展覧会では、彼らが今まで手がけたアーカイブ作品も展示される。またアーカイブ作品の一部の作品については販売もされるとのこと。

グルーヴィジョンズの今までとこれからがチェックでき、さらに彼らのセンスやクリエイティビティを購入して自宅に持ち帰ることもできる貴重な機会となるだろう。新年には是非、スパイラルに足を運んでみては。