miwa、熊本の中学生と笑顔で紅白リハーサル「何よりもこの歌を表現できる子たち」
miwaのリハーサルの様子。
明日12月31日(土)に放送される「第67回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが、本日12月30日に東京・NHKホールにて行われている。この記事ではmiwaのコメントを紹介する。
miwaが歌唱するのは、自身が作詞作曲を手がけた「第83回NHK全国学校音楽コンクール」中学校の部の課題曲である「結 -ゆい-」。今年の課題曲のテーマ「力」をイメージして書き下ろされた、悩み苦しみながらも仲間との絆で前に進む勇気を描いた応援歌だ。
彼女は今回、この「結 -ゆい-」を熊本市立帯山中学校の合唱部の生徒たちとパフォーマンスする。歌唱曲の曲作りに関しては「中学生で参加した校内の合唱コンクールは私にとって大事な思い出です。『結 -ゆい-』が今年『Nコン』に参加してくれた中学生の思い出の曲になったらという思いを込めて作りました」とコメント。本日行われたリハーサルで中学生と楽しそうに雑談していた彼女は、中学生たちに紅白出演への周りの反応について質問していたという。
熊本地震を乗り越えてきた中学生たちへの思いを問われると、「震災時は合唱の練習ができなかった子たち。合唱の練習が再開してからは、自分たちが大変なときでも歌で周りを元気付けてきた子たち。何よりも『力』をテーマにしたこの歌を表現できる子たちだと思ってます」と力強く述べる。そして「今年たくさんの中学生との出会いがあった。帯山中学校のみんなは歌が大好きで、歌うことで人とのつながりを感じたり、誰かが笑顔になってくれることを大切に思っている。この歌の力を紅白を観ている皆さんに届けられるのがうれしいです」と笑顔で締めくくっていた。