『四畳半神話大系』の湯浅政明監督オリジナル最新作『夜明け告げるルーのうた』PVが解禁 主題歌は斉藤和義の「歌うたいのバラッド」
(C)2017ルー製作委員会
湯浅政明監督のアニメーション映画『夜明け告げるルーのうた』が5月19日に公開されることが決定した。また、斉藤和義が同作の主題歌として「歌うたいのバラッド」を提供していることがわかった。
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斉藤和義
『夜明け告げるルーのうた』は、長編アニメ映画監督デビュー作『マインド・ゲーム』で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞し、その後も『ピンポン THE ANIMATION』『四畳半神話大系』『アドベンチャー・タイム』など、多数のアニメーション作品を発表してきた湯浅監督の最新作。湯浅監督は、ポップなキャラクターとビビッドな色彩感覚、観客の酩酊を招く独特のパースどり(遠近図法)、美しく揺れる描線で独自の作品群を送り出しつづけており、4月7日には星野源が主人公の声を務める『夜は短し歩けよ乙女』の公開も控えている。
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最新作『夜明け告げるルーのうた』は、寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイが「災いをもたらす」と言われる人魚の少女・ルーと出会い、住民たちや街に訪れる危機と向かいあっていく物語。湯浅監督が抱いた「心から好きなものを、口に出して『好き』と言えているか?」という疑問から始まった企画だという。
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タイトルにも登場する人魚の少女・ルーの声は、テレビドラマ、映画、舞台と幅広く活躍する谷花音が担当。ルーと出会い交流を深めることで次第に心を開いていく中学生の少年・カイを、『くちびるに歌を』の出演で 注目を集めた下田翔大が、ルーのパパを柔道家・タレントの篠原信一が演じる。また、漁師役でお笑いコンビ・千鳥の大悟とノブなど、バラエティ豊かな声優陣が集結している。キャラクター原案は『午前3時の無法地帯』で知られる漫画家・ねむようこ氏、脚本をアニメ『けいおん!』シリーズ、『ガールズ&パンツァー 劇場版』の吉田玲子氏、音楽を『思い出のマーニー』『メアリと魔女の花』の村松崇継氏が手掛けている。
公開決定と同時に、斉藤が提供する主題歌「歌うたいのバラッド」が流れる同作のPVも解禁。美しくドラマティックなメロディに乗せ、ファンタジックで疾走感あふれる湯浅節でキャラクターたちが躍動している。また、キャストからのコメントも発表されている。
谷花音(ルー役)
ルー役 (C)2017ルー製作委員会
谷花音
私が演じた人魚・ルーは、天真爛漫で、歌とダンスが大好きなキャラクターです。友達と一緒に力をあわせて、海の仲間を助ける友情もありますし、ルーをはじめ、かわいい海の仲間たちがたくさん登場しますので、ぜひ見てください!
下田翔大(カイ役)
カイ (C)2017ルー製作委員会
下田翔大
僕が演じたカイは、思春期特有の恥ずかしさによって“本当の気持ち”を素直に伝えることができない中学生です。もやもやした気持ちがとても繊細に表現されていて、きっと共感していただけると思います。そんなカイが、歌によって心を開いていく姿をぜひ見ていただきたいです!」
篠原信一 (ルーのパパ)
ルーのパパ (C)2017ルー製作委員会
篠原信一
この映画は、やはり親子愛ですね。実の娘を思う気持ち、ルーを思う気持ちで、そのまま演じました!花音ちゃん、下田君のふたりは本当に上手ですね!ふたりがそのまま映画のキャラクターになったようで、ぴったり!私もパパ役として楽しく参加させてもらいました。
千鳥 大悟(左)、ノブ(右)
『夜明け告げるルーのうた』は5月19日(金)全国ロードショー。
アニメーション映画『夜明け告げるルーのうた』
(107分/ビスタサイズ/ドルビーサラウンド5.1ch)
ルー:谷花音
カイ:下田翔大
ルーのパパ:篠原信一
じいさん:柄本明
国夫:斉藤壮馬
遊歩:寿美菜子
江曽島:大悟(千鳥)
髭の漁師:ノブ(千鳥)
監督:湯浅政明
脚本:吉田玲子 湯浅政明
音楽:村松崇継
主題歌:「歌うたいのバラッド」斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)
キャラクターデザイン/作画監督:伊東伸高
美術監督:大野広司
フラッシュアニメーション:アベル・ゴンゴラ ホアンマヌエル・ラグナ
撮影監督:バテイスト・ペロン
劇中曲・編曲:櫻井真一
音響監督:木村絵理子
制作プロデューサー:チェ・ウニョン
アニメーション制作:サイエンスSARU
チーフプロデューサー:山本幸治
プロデューサー:岡安由夏 伊藤隼之介
企画協力:ツインエンジン
制作:フジテレビジョン 東宝 サイエンスSARU BSフジ
配給:東宝映像事業部
公式サイト:http://lunouta.com/
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