写真家が一瞬で眼を奪われた「林檎の木」とは 上田義彦の個展が小山登美夫ギャラリーで開催

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2017.11.6
林檎の木 6(部分) 2017 ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

林檎の木 6(部分) 2017 ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

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写真家・上田義彦の個展『林檎の木』が、2017年12月2日(土)~2018年1月13日(土)にかけて小山登美夫ギャラリーにて開催される。

上田義彦は、1957年兵庫県生まれ。アート写真,広告写真というカテゴリーやジャンルにとらわれず、35年もの間第一線でシャッターを切り続けてきた。

林檎の木 6 2017  c-print, frame: acrylic 63.1 × 52.8 cm ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

林檎の木 6 2017 c-print, frame: acrylic 63.1 × 52.8 cm ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

林檎の木 6 2017  c-print, frame: acrylic 63.1 × 52.8 cm ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

林檎の木 6 2017 c-print, frame: acrylic 63.1 × 52.8 cm ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

本展で発表する「林檎の木」は、上田にとって新作の作品となる。2013年、上田が群馬県川場村で開催された『川場村ネイチャーフォトフェスティバル』の審査員として同地を訪れた際、会場に向かうタクシーの車窓からふと見えた林檎の木に目が留まったという。 上田は一瞬で眼を奪われ衝動的にタクシーの中から撮影したが、その時の印象が鮮烈で「また撮りたい」という強い想いが残ったそう。その後2、3年の間があき、再び川場村を訪れ8×10のカメラで撮影。 本作には、林檎の木という被写体を通して、生命力やその木が経て来た年月、そしてそこに出会えたという上田の高揚した気分までもが写し出されているといえよう。

本展では 「林檎の木」を含む新作約10点を展示する。

イベント情報
上田義彦展『林檎の木』
 
会期:2017年12月2日(土)~2018年1月13日(土)
会場:小山登美夫ギャラリー(東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F)
OPEN:11:00-19:00 
休廊日:日、月曜日 及び 祝日 
入場無料
http://tomiokoyamagallery.com/
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