イケメン孫悟空をエディ・ポンが演じる『-悟空伝-』、チャン・チェン主演のソード・アクション『修羅:黒衣の反逆』が日本公開へ
上からエディ・ポン主演『-悟空伝-』、チャン・チェン主演『修羅:黒衣の反逆』 (C)2017 New Classics Media Corporation. All rights reserved. (C)2017 Huanxi Media All Rights Reserved.
エディ・ポン主演の『悟空傳(原題)』が邦題『-悟空伝-』として、チャン・チェン主演の『繍春刀 修羅戦場(原題)』が『修羅:黒衣の反逆』として、2018年2月10日(土)に日本で公開されることが決定した。
2作は、シネマート新宿・心斎橋で毎年旧正月と夏に実施される中国作品を上映する企画『中華まつり』の2018年冬篇として公開される。
『-悟空伝-』はタイトルどおり、『西遊記』の孫悟空を主人公としたSFアクション映画。孫悟空を演じるのは、『コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝』、『疾風スプリンター』や、ハリウッド映画『グレートウォール』への出演でも知られる台湾のスターエディ・ポン。毛むくじゃらな猿ではなく、本人の甘いマスクを残した孫悟空は、本国での公開時に「史上最もイケメンで最も人間らしい孫悟空」と評されたという。
同作は、孫悟空作品では初となるネット小説を原作とし、これまでの孫悟空ストーリーを大胆にアレンジを加えて映像化されている。劇中では、神により退治された魔王の“生まれ変わり”孫悟空が、神によって滅ぼされた故郷・花果山を元通りにするために神と対決する姿が描かれる。共演者として、『インファナル・アフェア』シリーズのショーン・ユーや、「チャン・ツィイー2世」と呼ばれるチャン・イーモウの秘蔵っ子女優ニー・ニーが出演。監督を『西遊記~はじまりのはじまり~』のデレク・クォックが担当する。
『修羅:黒衣の反逆』は、『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』や『レッド・クリフ』『グランド・マスター』で知られるチェン・チェンが、明時代の秘密警察“錦衣衛”を演じるソードアクション。映画『ブレイド・マスター』の前日譚にあたる作品で、明時代末期を舞台に皇帝が病に倒れるなか、チャン・チェン演じる錦衣衛・沈煉(しんれん)が政治批判をしたとされる女絵師・北斎の殺害を命じられ、任務遂行と愛情の間で葛藤する姿を描く。
『トランスポーター』シリーズのアクション・コーディネーターサン・リンがアクション監督をつとめる同作で、チェン・チェンは1対多のソードアクションを披露。第20回上海国際映画祭でジャッキー・チェン・アクション映画週間で最優秀アクション女優賞を受賞した女優ヤン・ミーが女絵師・北斎を演じ、監督は前作に引き続きルー・ヤンが務めている。
『-悟空伝-』、『修羅:黒衣の反逆』は2018年2月10日(土)シネマート新宿・心斎橋ほかにて全国公開。