上白石萌音 映画『楽園』主題歌「一縷」で野田洋次郎(RADWIMPS)の書き下ろしが実現

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2019.8.28
上白石萌音 / 野田洋次郎(RADWIMPS)

上白石萌音 / 野田洋次郎(RADWIMPS)

10月18日公開の綾野剛主演映画『楽園』、この映画の主題歌としてRADWIMPS 野田洋次郎の作詞・作曲・プロデュース完全書き下ろし、上白石萌音が歌唱する楽曲「一縷」(いちる)が発表された。

上白石萌音×野田洋次郎と言えば、映画「君の名は。」(2016)公開当時、主人公:三葉の声を演じた上白石萌音が、主題歌のひとつであり空前のヒットを記録したRADWIMPSの「なんでもないや」をカバーし大きな話題となっていたが、それ以来約3年ぶりとなる本作で、野田が初めて上白石に楽曲を書き下ろしたことになる。

映画『楽園』の脚本を読んだ野田が、重厚感のあるこの映画の登場人物たちそれぞれの小さな"願い"を込めて「一縷」を制作。ピアノの切ない旋律と、野田自身が「僕が今できる最大限の挑戦」と語る、見事なオーケストラの音色が印象的な楽曲の世界観を、上白石萌音が見事に歌い切った。

本日そのレコーディングで撮影された2ショットと、上白石萌音、野田洋次郎のコメントが解禁。また、主題歌が使用された映画『楽園』の本予告映像も公開されているので、そちらも是非チェックしていただきたい。


上白石萌音 コメント

初めてこの楽曲いただいた時、部屋にこもって正座して聴いたのですが、気づいたら泣いていました。
まさに、小さい光が差したような気がしたんです。洋次郎さんが、映画を観終わった人の小さな“救い”や“光”になればという気持ちが、もう最初に私の“光”になっていて「なんという名曲を歌うことになってしまったんだろう」と思ったのを覚えていますし、洋次郎さんに曲を書いていただくことが、私の夢のひとつだったので、今回それが叶ってとても幸せです。
「初めて歌うように、この曲を歌って欲しい」とアドバイスをいただいて、洋次郎さんの前で一度全部捨てて、まっさらな気持ちでレコーディングに臨みました。
映画をご覧になる方にとっても、日常に寄り添う曲という意味でも、大切にしていただける曲になったら嬉しいです。


野田洋次郎 コメント

楽曲提供のお話しをいただいて、映画の脚本を読ませてもらい、映画も観させていただきました。
悲しみの中にいたり、もがき苦しんで生きている人たちがたくさん出てくる映画で、その一人一人が必死に、一生懸命生きていている。その先に“救い”や“光”があって欲しい、その人たちがどうか幸せであって欲しいという想いが、まず一番にありました。
萌音さんには、今回初めて楽曲を書かせていただきましたが、声優もされていて、もちろん女優としての表現力もあるからこそ、自分の声を知り尽くしていて緻密さ、大胆さも、縦横無尽に表現できる。僕も学ぶことが多いレコーディングでした。
「楽園」という映画によって、萌音さんとまたこうして引き合わせてもらえたことがうれしいし、この曲が制作できたことが幸せです。僕にとっても大事な曲になると、この手応えを感じながら制作していました。聴いてくれる方々の人生と、一緒に育っていってくれたらうれしいです。
 

映画『楽園』予告編

作品情報

『楽園』
10月18日(金)公開
(C)2019「楽園」製作委員会

(C)2019「楽園」製作委員会

「悪人」「怒り」など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一。その最高傑作と評される「犯罪小説集」が、『64-ロクヨン-』を大ヒットさせた名匠・瀬々敬久によって、遂に映画化。主演にはその実力と人気の高さからトップスターの座を築いた綾野 剛。確かな演技力で急成長をみせる杉咲 花が、緊張感溢れる本編に華を添える。そして日本を代表する名優・佐藤浩市が、重厚なドラマを支えて作品世界を完成させた。更には、柄本 明、村上虹郎などの顔ぶれが揃い、令和元年、新たな衝撃作が誕生する。
そして本作は、世界三大映画祭の一つ、第76回ヴェネチア国際映画祭公式イベント「ジャパン・フォーカス」の正式出品も決定した。10月の日本公開を前に、海外からも熱い注目を集めている。
そして今回、本予告と主題歌情報が解禁となった。
解禁された本予告映像では、殺人の容疑をかけられ罵声を浴びる豪士(たけし)(綾野剛)、「どうしてお前が生きてる」と心無い言葉をかけられる紡(つむぎ)(杉咲花)、そして集落の人間から村八分にされる善(ぜん)次郎(じろう)(佐藤浩市)。運命に翻弄された3人がもがき苦しみ、感情をむき出しにする姿が描き出される。そして発生してしまった事件。信じた人は殺人犯なのか、ひとすじの光を求める彼らの運命は一体―。想像を掻き立てられる内容となっている。
さらに予告と共に本作の主題歌情報が明らかになった。主題歌「一縷(読み方:いちる)」は、日本を代表するロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎の作詞・作曲・プロデュースによって、女優としても歌手としても人気と実力を誇る上白石萌音が歌唱を担当。 『君の名は。』(16‘)公開当時、上白石がRADWIMPSの「なんでもないや」をカバーしたことがあるが、野田が上白石に楽曲を書き下ろしたのは今回が初めて。「一縷」というタイトルのとおり、登場人物たちが探し求めたひとすじの光のように響き渡る美しい旋律が本作のドラマをさらに盛り上げる。今までその情報や映像が解禁される度に、豪華俳優陣の剥き出しの演技に大きな期待が寄せられている本作。更に海外映画祭への出品、そして素晴らしい主題歌が加わり、国内外から期待が高まる本作を、是非ご注目ください。
 
出演:
綾野 剛 / 杉咲 花
村上虹郎 片岡礼子 黒沢あすか 石橋静河 根岸季衣 柄本明
佐藤浩市
 
原作:吉田修一「犯罪小説集」(角川文庫刊)
監督・脚本:瀬々敬久
 
主題歌:上白石萌音「一縷」(ユニバーサルJ)
※読み方:「いちる」
作詞・作曲・プロデュース:野田洋次郎
 
(C)2019「楽園」製作委員会 配給:KADOKAWA
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