KEYTALK『RUSH BALL 2019』クイックレポート ーー ロックンロール夏祭り!? 夏はまだまだ終わらない
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『RUSH BALL 2019』KEYTALK
すっきりと晴れた夏の野外といえば、やっぱりKEYTALKの存在は欠かせない! お馴染み、寺中友将(Vo.Gt)のビール一気飲みから始まったライブ、1曲目に選んだのは5月にリリースした新曲「BUBBLE-GUM MAGIC」。小野武正(Gt.MC.Cho)は早々にステージの端までダッシュし、昂ったテンションをアピール。力強い寺中の歌声、首藤義勝(Va.Ba)の爽やかな歌声、ツインボーカルならではの色彩の違う歌声がタイトルまんまに華やかに弾け、ライブ早々に期待値はぐんぐんと上がっていく。
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「まだ夏は終わらないぜ! お祭り騒ぎしていこうぜ!」の言葉通り、ここからロックンロール夏祭りがスタート!「MATSURI BAYASHI」で小野がキレあるギターフレーズを投下し、『踊らにゃ損々』と歌えば、「Summer Venus」では八木優樹(Dr.Cho)のハイハットが水しぶきのように弾け、「最後までパリピになりましょう!」とラシュボファンを総パリピ状態に。その後もお得意のサマーチューンを連発し、晩夏どころか今からまた夏が始まるんじゃないかってくらいの、この季節特有のトキメキにずっと心踊らされてしまう。オーディエンスならぬ、ロックンロールパリピのコールも息ぴったりで、会場のあっちこっちで歌い踊りのお祭り騒ぎが続いている。もちろん、小野のテンションも上昇は止まらず、ここで2杯目のビール一気に!
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ライブ後半は「もっともっと音の波に乗りたいわ~」と、「Catch The Wave」へ。8月9日から毎週金曜日に4週連続でシングルを配信していた彼ら。ラストとなる第4弾の最新曲はこの日が初披露。 爽やかでタイトルのまま、音の波にもまれたくなる衝動が抑えきれず、オーディエンスはみな心地よさそうな表情を見せている。
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ステージはそのままラストスパートへ! 「桜花爛漫」「MONSTER DANCE」と、真っ昼間から体力を根こそぎ奪っていくような怒涛の曲陣で攻め、ATMCの後ろのほうまでオーディエンスはジャンプに「ソイヤ!×2」と掛け声止まらず、フィールドにはドデカいサークルが生まれ、観客の好反応にメンバーも満面の笑みに。ステージの締めももちろん、寺中のビール一気飲み。最高のライブの後に大勢の観客の前で飲むビール、さぞかし美味いに違いない……。
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取材・文=黒田奈保子 撮影=河上良
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