「RIZIN×BELLATOR対抗戦」出場の4人が公開練習！ 朝倉未来「世界的に見て実績のある選手だと思うので、楽しみ」

『BELLATOR JAPAN』が12月29日（日）、『RIZIN.20』が12月31日（火）にさいたまスーパーアリーナで開催される。

同大会では「RIZIN×BELLATOR対抗戦」として、2日間に渡ってRIZINのファイターが出場する。そのうち、渡辺華奈、中村K太郎、元谷友貴、朝倉未来の4人が公開練習を行った。

公開練習では渡辺華奈と元谷友貴、朝倉未来と中村K太郎が、それぞれマススパーを行った。さらに、対抗戦にちなんで、4人が日の丸の入ったハチマキを巻き、騎馬戦の騎馬を作っている。

■渡辺華奈「フィニッシュしに行きます。一本を獲りに行きたいです」

質疑応答では元谷友貴がすでに上京して、大会に向けた練習していることを明かした。KRAZY BEEなどのジムを訪ね、全体的なレベルアップを計っているという。

「いろんな人がいるのとMMAの時間が多いので、そういう面でたくさん練習出来ています。（中略）手応えはあります。打撃も、組みも、寝技も全体的に東京来てレベルアップしたなと思います」（元谷友貴）

なお、対戦相手のパトリック・ミックスについては寝技に注目しており、これについても「全然良い勝負ができると思っています」とコメント。自分のしたいことをするだけと、自信をのぞかせた。

渡辺華奈は対戦相手のイララ・ジョアニについて、「爆発力とパワーがすごくある選手だなと思いました」とコメントしている。フィニッシュ力にも注目しており、「私もフィニッシュしに行きます。一本を獲りに行きたいです」と、積極的な姿勢を示した。

「次鋒でしっかり勢いづけるように、ガンガン行きたいなと思います。引くような試合は絶対にしたくないと思います」（渡辺華奈）

■朝倉未来「俺目当ての客が一番多いと思うので。見せたろうかなと言う感じ」

今大会における中村K太郎の対戦相手はロレンズ・ラーキン。「今まで全然研究してこなかったんですが、今までの中で一番研究しています」とのことだが、そこから出た結論は「殴り倒します」。打撃のロレンズ・ラーキンを相手に、真っ向勝負の構えだ。ただ、バックチョークを期待する声があることを聞くと、「じゃあ、弱らせてチョークで極めます」とのこと。一体どんな結末を迎えるか、今から楽しみだ。

「僕は引き分けて、なるべく後に繋げます。多分、僕が負ける予想が多いので、攻めて引き分けて、黒星を団体に付けないという役割を努めたいと思います（中略）顎が折ったり頭蓋骨が陥没させるような破壊力がある選手だと思うので、怪我してでも引き分けます」（中村K太郎）

朝倉未来は今回の「RIZIN×BELLATOR対抗戦」における大将だ。仕上がりも上々のようで、「多分、全選手の中で、俺目当ての客が一番多いと思うので。見せたろうかなと言う感じです。日本の格闘技が盛り上がっているところを見せたいです」と強気のコメントを見せている。

対戦相手のジョン・マカパについては、「今までの選手の中で、世界的に見て実績のある選手だと思うので、楽しみですね。でも試合の映像見た感じでは負ける気はしないです（中略）パンチは僕に当てれないと思いますが、どうでしょうか。（相手は）序盤は丁寧だけど、だんだん大降りになるのでそこで俺がカウンターを合わせようかなと思います」とコメント。今回も相手のことはあまり研究していないようだが、大晦日にその強さを見せつけられるか注目だ。