《寄席鍋！》駒々亭孔志（駒澤大学落語くらぶ）の「花筏」で二十杯目に到達！

第二十回　「花筏」（はないかだ） 駒々亭孔志（駒澤大学落語くらぶ）

こんにちは！ 駒澤大学落語くらぶ3年生の駒々亭孔志です！！！

大学では、歴史を学んでいます。落研以外の友人からは、いきなり「『日本の』何時代にご興味が？」と言われますが、「ドイツ史」が研究対象です！ ベルリンの壁とかワイマール憲法とか「Ich liebe dich!」なのです！！！

自分は、隅田川近くの、お相撲さんが素で歩いてる「下町」で育ちました。落語との出会いは中学時代、珍しく学校に落研があり、顧問の先生が自分の学年主任だったため、うま～く言いくるめられて入部した記憶が微かにあります。そこから、なんだかんだ落語を続けて、大学も落研に入部し、楽しい経験をたくさんさせていただきました。

さて、本日の演目。昔、江戸に有名な大関で「花筏」（はないかだ）という関取がいました。強く人気な大関だったので各地から「巡業へ来てほしい」という依頼が沢山ありました。ある時、漁師町・銚子からの巡業依頼を受けることになりました。しかし、肝心の花筏関が病気になってしまいました。困ってしまったのは大関の親方。悩んだ末にピンと思いついたのが、親方の友人の提灯屋さん。花筏関と提灯屋さんの見た目がそっくりだったので、身代わりに連れていくことを思いつくのですが……。

【駒々亭孔志 プロフィール】
こまこまてい こうし。東京都墨田区出身、駒澤大学文学歴史学科外国史学専攻3年、駒澤大学落語くらぶ・渉外担当、好きな噺家：古今亭菊生師匠・柳家さん喬師匠、趣味：読書・相撲観戦・旅行（特に、今回の噺で登場した千葉県銚子市がお気に入り）

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